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昨日、集団的自衛権について寸感を述べた。それを是か非かで国会に提出し、定めようとしている。憲法9条は第1項で「・・・。国際紛争を解決する手段としては、永久にこれを放棄する」とし、第2項では「・・・。陸海空軍その他の戦力は、これを保持しない。国の交戦権は、これを認めない。」としている。
「保持せず、交戦権はこれを認めない。」というのであるから明らかに自衛隊は憲法違反である。が、自衛隊まで認めないとは「そりゃあんまりだ」というわけで、その創設まではよしとしよう。が、集団的自衛権となると、外国軍隊に後方支援等で加担することになる。「ちょっと待ったあ」である。明らかに頭の体操である。ああいう場合、こういう場合、と言われると、絶対ないとは言えず、口をつぐまざるを得ない。
が、こういう頭の体操で、あり得るかもしれないのだから集団自衛権を!というのではさすがに憲法無視と言わざるを得ない。今、朋輩として集団自衛権をもつべし、という声が国民の間におきているかというと、疑問である。憲法を無視してでももつべし、という声が上がってから検討しても遅くない。それも政治家自ら、それも総理自らが言い出し、「ちょっと待ったあ」とは言えない雰囲気の中で進めるのは疑問である。
本当にアメリカは日本が持っている軍隊(自衛隊)を動かすことを望んでいるのか。また、私たち国民がそれを望んでいるのか。本当に外国がせめてくることがあり得るのか、その際専守防衛たる自衛隊では対処できないのか。こうした様々な問題が国民の間に朋輩として湧き起っているとでもいうのか。そもそも、我が国は核被爆国であり、戦争の当事者には金輪際ならない、と決めた国である。絶対に戦争はしてほしくない。これは、私たち国民にとって、看過しえない問題である。国民の間にかくたる議論が湧きあがり、それからどうするか決めても遅くないと思うがいかがだろう。
(2015年5月18日)
昨日、集団的自衛権について寸感を述べた。それを是か非かで国会に提出し、定めようとしている。憲法9条は第1項で「・・・。国際紛争を解決する手段としては、永久にこれを放棄する」とし、第2項では「・・・。陸海空軍その他の戦力は、これを保持しない。国の交戦権は、これを認めない。」としている。
「保持せず、交戦権はこれを認めない。」というのであるから明らかに自衛隊は憲法違反である。が、自衛隊まで認めないとは「そりゃあんまりだ」というわけで、その創設まではよしとしよう。が、集団的自衛権となると、外国軍隊に後方支援等で加担することになる。「ちょっと待ったあ」である。明らかに頭の体操である。ああいう場合、こういう場合、と言われると、絶対ないとは言えず、口をつぐまざるを得ない。
が、こういう頭の体操で、あり得るかもしれないのだから集団自衛権を!というのではさすがに憲法無視と言わざるを得ない。今、朋輩として集団自衛権をもつべし、という声が国民の間におきているかというと、疑問である。憲法を無視してでももつべし、という声が上がってから検討しても遅くない。それも政治家自ら、それも総理自らが言い出し、「ちょっと待ったあ」とは言えない雰囲気の中で進めるのは疑問である。
本当にアメリカは日本が持っている軍隊(自衛隊)を動かすことを望んでいるのか。また、私たち国民がそれを望んでいるのか。本当に外国がせめてくることがあり得るのか、その際専守防衛たる自衛隊では対処できないのか。こうした様々な問題が国民の間に朋輩として湧き起っているとでもいうのか。そもそも、我が国は核被爆国であり、戦争の当事者には金輪際ならない、と決めた国である。絶対に戦争はしてほしくない。これは、私たち国民にとって、看過しえない問題である。国民の間にかくたる議論が湧きあがり、それからどうするか決めても遅くないと思うがいかがだろう。
(2015年5月18日)
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