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Channel: 古代史の道
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国民連合

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政治経済等時事問題おしゃべり
 本欄に一文を寄せるのは9月27日以来である。その出だしに私は次のように記した。
 「ほとんど大部分の国民が審議不十分と思い、違憲の疑いが濃いと思って反対した安保法案。にもかかわらず大多数の自民党が一人残らず一様に強行採決して成立させた。」
 つまり、ほとんど大部分の国民が反対したにもかかわらず、自民党および公明党の誰一人として異を唱えることなくこぞって強行採決に加わったのである。この一点だけを捉えれば彼らは国民の声より権力がほしいのかよ、と思ってしまう。違憲だろうと何だろうと
強引に成立させてしまえばよしでは、たまったものではない。私たちは彼らにお灸をすえるために今度の選挙では一人として彼らを通すわけにはいかない。時が経てば国民は忘れるさと少しでも思っているとすれば、これほど国民を馬鹿にした話はない。
 これを追い風にしようと野党各党は必死になっている。とりわけ民主党などは解党まで行って参議院選挙に備えようとしている。だが、私は彼らは何か誤解しているのではないかと見ている。ほとんど大部分の国民は審議不十分ないし違憲の疑いが濃いと思って安保法案に反対したのである。つまり、民主党や共産党等の政策に賛成したからではない。私の個人的見解でもあるのだが、安保法案に反対したのはあまりに事を急ぎ、強引に強行採決して成立させた、その一点にある。法治国家の日本、その最高法規たる憲法。それを改正してから採決すべきだったのではないかと思っている。横暴なやり方をした議員の一人として通してはならないが、さりとて民主党や共産党等の政策に頷首したからではない。
 政党支持率の世論調査だが、朝日、読売、毎日、NHK等々お馴染みの大手マスコミの手によって行われているが、各社によって相違がある。そこで、例によって大手12社の結果をまとめた株式会社ピーエムラボが作成したPML.Indexを掲げよう。一番上の行に掲げられた数値が大手12社の平均値と考えていただければよいだろう。
 一番多いのが「支持政党なし」の39%。自民党は一番多い支持政党だが、36.2%に過ぎない。全体の3分の1ほどしかない。次に民主党だが、9,7%しかない。私は本来自民党系だが、今回は「支持政党なし」である。
 さりとて選挙に行かなければ、すなわちそのまま自民党に加担することになる。
 私の希望ははっきり「安保法制廃止」を掲げ、それだけで闘う臨時政党の誕生である。「国民連合」、「民主連合」等名称はなんでもいい。安保法制廃案後、あらためて選挙を行うのである。私の強い意志である。このまま横暴を認めるわけにはいかない。民主国家の復活のために・・・。
           (2015年11月15日)
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