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Channel: 古代史の道
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知多の海へ

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日々つれづれ-13トップへ
 一週間前に、中学校のクラス同窓会が吉良観光ホテル(西尾市の三河・吉良温泉)で開かれ、その際吉良の海を瞥見した。ホテル内での昼食会だったため、一瞬会を中座しての望海だったため、文字通り瞥見だった。そのことを相棒に話したら知多半島に行こうということになった。一昨日のことだ。
 去年の4月に訪れているので、一年ぶり余の遠出だった。走行キロ220キロ。私にしては遠出の部類だ。海が大好きなことを知っていて誘ってくれたのだろうが、むろん、大歓迎。久々に楽しい一日となった。長時間運転に若干の心配もあったが、無事帰宅と相成った。エビせんべいの里、魚太郎、師崎港フェリーターミナル等々で一服後、羽豆神社、野間灯台等々おきまりのコースだったが、知多湾や伊勢湾が広がる光景を目の当たりにして、十分過ぎるほど心の洗濯になった。
 絶好の天候に恵まれ、久々に潮風に当たり、生き返ったような気分に包まれた。
   広大な海原の先かすめどもかって訪ねし答志島やある
   伊勢湾の向こうでサミット開くらん無核願わぬ人やあるらん
 野間灯台に立ち寄って、広大にして静かな伊勢湾に向かって立つとき、いつもながら伸びやかな気分に包まれる。そして、この静かな海がこのまま永遠に続いたらどれほどいいだろう、と願わずにいられなかった。
 いつまで続けられるか分からない。が、年に一度は浜辺に立って、無為の状態に浸りたい。2時間余をかけてやってきて、両手を広げて大きく伸びをする価値、確かにそれだけの価値は十分にある。海はいつ対峙しても、大きな希望であり、心の洗濯をしてくれるかけがえのない存在である。私の場合、帰宅してほっとする間もなく、また出かけたくなるそんな存在、それが海である。
            (2016年5月25日)
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