Quantcast
Viewing all articles
Browse latest Browse all 1223

新年間近

日々つれづれ-10トップへ
 いよいよというべきか、やっとというべきか、今年も大晦日。ゴール寸前となった。私にとっての年の節目だが、有馬記念、迎春飾りに続く、最後の最後に位置するのが大晦日の大掃除である。大して広くもないマンション住まいのこととて、数時間もあればケリがつくだろうと高をくくり、朝十時過ぎになってスタートした。ところが、それから7時間、ほぼ終日を費やしてしまった。ガラス窓から始まって、電灯の笠、壁の汚れ、たまりにたまったチビの毛その他床の汚れ、台所、トイレ、エアコン類等々。本当によくもこれだけ放置したまま過ごしてきたものだと、自分で自分にあきれながら奮闘した。こまごました物の整理や、カレンダー類の掛け替え等もあって、ほぼ終日を費やしたことになる。  
 自分にあきれながらも、悪い気はしなかった。大してきれいになったわけではないが、やはり手間をかけた分、われながらきれいになっていく住まいを見ていると気持がいいもんである。
   大掃除やはり年の瀬新ごよみ
   これでよし新年来いよと笑み浮かぶ
 大掃除の終了によって有馬記念、迎春飾りに続く最後のハードルも無事クリア出来た。バンザイと自分に向かって両手を挙げても誰も文句はいうまい。
 さらに、この「日々つれづれ」もどんづまりの一文を綴ることができ、加えて、万葉集読解の本年最終稿もすべりこめそうだ。私にとってこんなラッキーな大晦日はない。最後に、和歌を披露して本年最終稿としたい。
   どこかこう厳粛なる気起こり来る新しき年間近に迫りて
   明日よりは新たな気分でと空仰ぐもう初日の出待つ心地なり
       (2014年12月31日)
Image may be NSFW.
Clik here to view.
イメージ 1


Viewing all articles
Browse latest Browse all 1223

Trending Articles