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宇宙について調べ、書き始めると際限がなくなる。今回は距離と星の数について述べよう。太陽系のことは理科年表や国立科学博物館のWEBから簡単に分かる。地球と太陽までの距離(長半径と定められている)はざっと1億5千万キロ。気の遠くなるような距離。が、海王星だとなんとその30倍もあるのだ。海王星まで太陽から発した光が届くのに4時間10分かかる。なので、光速で一年もかかる距離は途方もない距離だとわかる。ちなみに一光年は9.5兆キロもある。とてもじゃないが、超高速ロケットを作ったところで行ける距離ではない。
さて、太陽は恒星だが、その恒星は私たちが夜空を眺めたとき、いくつみえるだろう。肉眼で見えるのは6等星までで8600個ある。国立科学博物館によれば一度に眺められる星は3000個ほどだという。そしてこれはすべて銀河系内の星々だ。その中で太陽に一番近い星はケンタウルス座のアルファ星で4.3光年もかかる。他の星はすべてこれより遠くにある。4.3光年でも認識不可能な距離であること、先述したとおり。一光年9.5兆キロもあるのである。肉眼では3000個ほどしか見えないのに銀河には2000億~4000億の星があるという。つまり、私たちは一億分の一しか宇宙としてみていないのだ。銀河の大きさは300万光年もあるという。
銀河は星の集まりだが、これを星雲という。NASAの公開写真にあるように、宇宙にはこういう星雲が無数にある。銀河だけでも認識のしようがないのに、そういう銀河が無数にある宇宙って何だろう。ほんの一部の一部しか認識出来ない宇宙。一言でいえば神秘の世界である。謎は次々に湧き上がり、果て知れない。こういう宇宙の中に生存していると思えば、自分の存在なんて謙虚にならざるを得ない。そして謎と夢に満ちた宇宙であればこそ、これを追い始めれば際限がない。これが私の結論である。
(2016年9月19日)
宇宙について調べ、書き始めると際限がなくなる。今回は距離と星の数について述べよう。太陽系のことは理科年表や国立科学博物館のWEBから簡単に分かる。地球と太陽までの距離(長半径と定められている)はざっと1億5千万キロ。気の遠くなるような距離。が、海王星だとなんとその30倍もあるのだ。海王星まで太陽から発した光が届くのに4時間10分かかる。なので、光速で一年もかかる距離は途方もない距離だとわかる。ちなみに一光年は9.5兆キロもある。とてもじゃないが、超高速ロケットを作ったところで行ける距離ではない。
さて、太陽は恒星だが、その恒星は私たちが夜空を眺めたとき、いくつみえるだろう。肉眼で見えるのは6等星までで8600個ある。国立科学博物館によれば一度に眺められる星は3000個ほどだという。そしてこれはすべて銀河系内の星々だ。その中で太陽に一番近い星はケンタウルス座のアルファ星で4.3光年もかかる。他の星はすべてこれより遠くにある。4.3光年でも認識不可能な距離であること、先述したとおり。一光年9.5兆キロもあるのである。肉眼では3000個ほどしか見えないのに銀河には2000億~4000億の星があるという。つまり、私たちは一億分の一しか宇宙としてみていないのだ。銀河の大きさは300万光年もあるという。
銀河は星の集まりだが、これを星雲という。NASAの公開写真にあるように、宇宙にはこういう星雲が無数にある。銀河だけでも認識のしようがないのに、そういう銀河が無数にある宇宙って何だろう。ほんの一部の一部しか認識出来ない宇宙。一言でいえば神秘の世界である。謎は次々に湧き上がり、果て知れない。こういう宇宙の中に生存していると思えば、自分の存在なんて謙虚にならざるを得ない。そして謎と夢に満ちた宇宙であればこそ、これを追い始めれば際限がない。これが私の結論である。
(2016年9月19日)
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