宇宙その1
日々つれづれ-13トップへ ガリレオ・ガリレイの言葉に触発された私は少年時代の日々を思い出した。当時の宇宙の知識はせいぜい太陽系の範囲。それも理科年表に基づく計数を中心とするものに限定されていた。以来半世紀余が経過し、宇宙の知識は飛躍的な発展を遂げ、この短い間に信じがたい知識の幅をもたらした。...
View Article万葉集読解・・・248(3907~3921番歌)
巻17~20メニュー へ そ の 249 へ 万葉集読解・・・248(3907~3921番歌) 頭注に「美香の原の新都を讃える歌一首並びに短歌」とある。美香の原の新都とは久邇の都のこと。3907番長歌 山背の 久邇の都は 春されば 花咲きををり 秋されば 黄葉にほひ 帯ばせる 泉の川の 上つ瀬に 打橋渡し 淀瀬には 浮橋渡し あり通ひ 仕へまつらむ 万代までに...
View Article宇宙その2
日々つれづれ-13トップへ 今回は惑星の中心にいる太陽についてである。太陽は大きいとは大方承知のことと思う。が、どのくらい大きいかという点になると、必ずしも多くないことだろう。とりわけイメージとして承知している人は多くないに相違ない。 しかし、太陽の大きさは太陽系を含めて認識しておくのは極めて重要である。身近な存在であり、宇宙への出発点として是非承知しておきたい。...
View Article宇宙その3
日々つれづれ-13トップへ 今回は太陽から飛び出すつもりだった。が、太陽系を飛び越えてしまうわけにはいかないだろうと思い直し、今回は太陽系について述べようと思う。...
View Article万葉集読解・・・249(3922~3939番歌)
巻17~20メニュー へ そ の 250 へ 万葉集読解・・・249(3922~3939番歌) 頭注に大略こうある。「天平十八年正月大雪が降った。左大臣橘卿(たちばなのまへつきみ)が諸王に声をかけて天皇の御在所(中宮西院)に参って雪を掃き清めた。天皇は左大臣らを大殿に招き、宴会をなさった。そしてこの雪に関して各々歌を詠えとおっしゃった。...
View Article宇宙その4
日々つれづれ-13トップへ 今回は太陽から飛び出してみよう。夜空を見上げると星が光っている。すべて恒星といってよい。私たちは通常それを宇宙と思っている。当たり前、自分の目より確かなものはないと思っていますものね。ところが、その星々は銀河の星。全部が?。そう全部銀河の星。むろん、太陽ファミリーも銀河の一員。銀河のことはこれでいったんストップ。...
View Article宇宙その5
日々つれづれ-13トップへ 宇宙について本欄で記すのは限界。時間ができたら別に連載するのが適切。そう思うので次回ぐらいに私の結論を述べて終了するつもりである。 さて、前回は太陽は銀河の一員であって、星の数は2000億~4000億と見積もられていると述べた。2000億と言われてもぴんとこない巨数だ。要するに、無数とも無限とも言ってよかろう。その星の中には太陽系をも上回る巨星がある。...
View Article万葉集読解・・・250(3940~3956番歌)
巻17~20メニュー へ そ の 251 へ 万葉集読解・・・250(3940~3956番歌)3940 万代に心は解けて我が背子が捻みし手見つつ忍びかねつも (餘呂豆代尓 許己呂波刀氣弖 和我世古我 都美之手見都追 志乃備加祢都母)...
View Article万葉集読解・・・251(3957~3964番歌)
巻17~20メニュー へ そ の 252 へ 万葉集読解・・・251(3957~3964番歌) 頭注に「弟の長逝(永眠)を悲しんで作った歌一首並びに短歌」とある。弟は書持。3957番長歌 天離る 鄙治めにと 大君の 任けのまにまに 出でて来し 我れを送ると あをによし 奈良山過ぎて 泉川 清き河原に 馬留め 別れし時に ま幸くて 我れ帰り来む 平らけく...
View Article万葉集読解・・・252(3965~3972番歌)
巻17~20メニュー へ そ の 253 へ 万葉集読解・・・252(3965~3972番歌) 頭注に大略こうある。「(家持が)掾大伴宿祢池主(いけぬし)に贈った悲歌二首」(掾(じょう)は国司(国の役所)に置かれた四部官の一つ。3946番歌参照。) 「私...
View Article秋来たる
日々つれづれ-13トップへ しとしとと雨が降っている。一昨日の彼岸は激しい雨に見舞われたが、きょうはひんやりとして、残暑もどこかへ吹っ飛んでしまったようだ。秋の到来を告げる雨だ。いつも足を運んでいる英会話クラブには気分的に出かける気になれず、家居を決め込んだ。終日家にこもったままというのは私にしては珍しい。じっくりと文章を書いたり、詩歌に専念できるチャンスなのだろう。...
View Article人それぞれ
日々つれづれ-13トップへ いつだったかはっきりした記憶はないが、私は老化について記したことがある。人は誰しも老化する。当たり前のことだ。が、同時にその態様は人により千差万別だ。20歳くらいまでは大多数の人々は肉体的にも精神的にも順調に成長し、年齢による差は大きくない。が、40歳を過ぎる頃から人により大きく異なる。個性が大きく拡大し、目を見張るような異なった人生をたどる。これが私の見方だ。...
View Article万葉集読解・・・253(3973~3982番歌)
巻17~20メニュー へ そ の 254 へ 万葉集読解・・・253(3973~3982番歌) 三月四日(大伴家持に応えた)大伴宿祢池主の歌3973番長歌 大君の 命畏み あしひきの 山野さはらず 天離る 鄙も治むる 大夫や なにか物思ふ あをによし 奈良道来通ふ 玉梓の 使絶えめや 隠り恋ひ 息づきわたり 下思に 嘆かふ我が背 いにしへゆ 言ひ継ぎくらし...
View Article宝以上のチビ
日々つれづれ-13トップへ 私は娘のような若い女性ともう15年余も交際を重ねており、対外的には相棒と呼んで親しんでいる。他方、私にはチビ(飼い猫)がいて、チビも相棒に馴染んでいる。...
View Article万葉集読解・・・254(3983~3992番歌)
巻17~20メニュー へ そ の 255 へ 万葉集読解・・・254(3983~3992番歌) 頭注に「立夏四月既に日を重ねたが霍公鳥の鳴く声を聞かず。これを恨みて作る歌二首」とある。3983 あしひきの山も近きを霍公鳥月立つまでに何か来鳴かぬ (安思比奇能 夜麻毛知可吉乎 保登等藝須 都奇多都麻泥尓 奈仁加吉奈可奴)...
View Article握手握手
みなさん、お久しぶり。今年、三回目の登場ですね。 実は「日々つれづれ」の欄でボケダヌキ君がおいらを登場させて色々勝手なことを記したので、おいらも何か言わなきゃと思ってニャアニャア鳴き立てようと思って。 ボケダヌキ君がおいらに感謝しているらしいことがにじみ出ていて、それはそれでありがたいことだニュアと思う。...
View Article運命共同体
日々つれづれ-13トップへ ここ一か月もの長い期間、ここ名古屋では澄み切った秋空に巡り会わない。今月に入って晴れた日もあったが、それも二日間のみ。後はずっと曇り空が続いている。日が射しても長続きしない。...
View Article万葉集読解・・・255(3993~4002番歌)
巻17~20メニュー へ そ の 256 へ 万葉集読解・・・255(3993~4002番歌) 頭注に「布勢の水海を遊覧されたる歌に謹んで応えた一首並びに短歌」とある。布勢の水海(みづうみ)は塩水湖で、かなり大きな湖だったらしい。富山県氷見市にあった。3993番長歌 藤波は 咲きて散りにき 卯の花は 今ぞ盛りと あしひきの 山にも野にも 霍公鳥 鳴きし響めば...
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