握手握手

　みなさん、お久しぶり。今年、三回目の登場ですね。
　実は「日々つれづれ」の欄でボケダヌキ君がおいらを登場させて色々勝手なことを記したので、おいらも何か言わなきゃと思ってニャアニャア鳴き立てようと思って。
　ボケダヌキ君がおいらに感謝しているらしいことがにじみ出ていて、それはそれでありがたいことだニュアと思う。
　が、大部分はおいらを放りっぱなしにして、好き勝手なことをしているってこと。中でもこの二つだけは言っとかなくっちゃあ。
　一つ目は、暇な時と退屈な時とか、いわば自分の勝手都合で、やたら頭をなでたり、「お手お手」とワンコじゃあるまいし、うるさく要求する。おいらが眠かろうと疲れていようと、おかまいなしだ。まるで幼児が遊び相手にしているぬいぐるみの猫と同じだ。
　二つ目は、ワンコじゃないけれども、おいらだって外を飛び回りたいことがあるのに、外に出そうとしない。車時代の今、広い往来まで連れ出せとはおいらも言わない。が、せめてベランダぐらいは連れ出してほしい。それも面倒ならおいらがいつも出られるように、窓を少し開けておいてほしい。おいら、その隙間を勝手に出入りするからさ。
　以上は最低の要求だって思うけど、ボケダヌキ君はそんな要求すら全く気づいていないらしい。歌の文句じゃないけれど。あーあ、やんなっちゃう、やんなっちゃうな。
　　　　鼻ほじり大あくびするボケダヌキ
　　　　相変わらず何もきづかぬボケダヌキ