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元旦の誓い

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 皆々様、あけましておめでとうございます。今年もよろしくお願い致します。私自身はもとより、皆々様お一人お一人にとって素晴らしい年であってほしいと願っています。
 昨年の念頭の挨拶で、私は次のように記した。
 「是非とも万葉集の読解を完成させたい」
 言葉どうり、一応の完結を見たのだが、前半部の文章は舌足らず、あるいは冗長の部分があった。そして、なにより、短歌と並んで重要な長歌が欠落していた。これでは完結とは言えないと、昨年の五月から本年にかけて、長歌も含んだ形に書き直すことにし、今、続行中である。それを今年中に真の完結と言えるような状態にもっていきたいと決意している。以下は昨年とほぼ同文。
 私は思う。元旦に誓うことは意味がある。言葉に出してみて強くそう思った。どんな小さな抱負でも目標でもいい。具体的にはっきり決めて進む。夢や不可能な事柄では推進力にならない。長い間、のんべんだらりと新年を迎えてきた、その私が言うのでは説得力に欠ける。が、遅きに失したということはあるまい。どんな小さな抱負でも目標でもいい。元旦に誓うこと自体に意味があると感じている。
 以下は今年の文章。
 今朝、最上階にあがってみたが、残念ながら冠雪した御岳は雲に隠れて見えなかった。
     元旦に御岳見えず地団駄踏む            (桐山芳夫)
     冠雪の御岳隠るうらめしや             (桐山芳夫)
   年初め御嶽山は隠れをり多難の船出も心重からず     (桐山芳夫)
 ともかく、霊峰御岳の雲隠れから今年は始まった。が、前途多難の年とは思いたくない。。皆様も是非誓いを立てて頂いて、素晴らしい年となるようお祈りします。
           (2018年1月1日)
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