Quantcast
Channel: 古代史の道
Viewing all articles
Browse latest Browse all 1223

勝手体操

$
0
0
日々つれづれ-11トップへ
 数日前、知人から「君は同年代の人より若く見えるね」と言われた。悪い気はしなかったが、さりとてさほど喜ばしい気にもならなかった。というのも、私は若さを保つためにとりたてて特別なことは何もしていないからである。少し動くと息切れするクチなので、むしろ弱者の一群に属していると認識している。当初「わが健康法」とタイトルしたものの、何を記していいのか戸惑って「勝手体操」と変更したほどである。
 だが、ひとつだけ参考になるかもしれないということがある。勝手体操である。「何じゃそれ」って?。私の造語である。
 私は起床すると、下はズボン下、上は半そでシャツ(下着)一枚、つまり、半裸同然の格好になる。そして、ここが肝要だが、そのままの格好で、一時間、時には数時間も過ごす。真夏はもとより真冬も同様だ。ストーブもエアコンも一切使用しない。そのままの格好で朝ご飯を作り、食べ、テレビに目を注ぐ。そしてこの間に勝手体操を行うのである。洗濯物がある場合はそのままベランダに出ることもある。雪が降っているときもあれば寒風吹きすさぶときもある。少々の雨なら濡れてもお構いなしである。
 さて、勝手体操だが、その名称どおり勝手に腕を振り回したり、腰を振ったり、体を目いっぱい伸ばしたりする。その日の気分にしたがって好き勝手にやっているので、人様にその方法や姿を示すことができない。文字通り勝手体操の所以である。しばられるのが嫌いな私らしいといえば私らしい勝手体操ぶりだ。
 これを毎朝、10分ないし15分続けている。半裸同然で行うのには決して短い時間ではない。そのせいか否か分からないが、ここ三十年ほども風邪を引いたことがない。が、三十年余も続けているので、これは健康法などという大それたものではなく、単なる習慣というべきに相違ない。勝手体操、うむ、何と好い名だ、と一人で悦に入っている。
           (2015年1月7日)
イメージ 1


Viewing all articles
Browse latest Browse all 1223

Trending Articles