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Channel: 古代史の道
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カタバミの花

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 この日曜日(24日)、相棒の母親が交通事故に遭遇し、足の骨を折り、頭も打って縫った。父親はとっくに他界しているので、大事な母親である。私はお目にかかったことがないので、直接関係ない人といえばいえるが、しかし、しばしば顔を合わせている彼女の母親となれば無関心ではいられない。こんな次第で母親の家や入院先等、彼女が行かねばならない場所へ喜んで送迎をかってでた。
 それはそれとして、私自身下痢を患い、腰も痛め、大変な日々となった。母親は完治まで一ヶ月の診断がくだっているので、まだまだ落ち着くまで時間を要するだろう。
 そんな私が彼女を待つ間、出合った花がある。「カタバミ」である。垣根に植えられた小さな草花で、なぜか私はそれを「カタバミ」と直感した。見たことも聞いたこともない花。私の知るはずもない花。なのに「カタバミ」と直感した。花の名か否かさえ定かでない。なのに「カタバミ」と直感した。私は疲れたからだで携帯電話を取り出し、一枚シャッターを切った。きっと私の記憶のどこかに「カタバミ」が入っていたのだろう。
 人のために動くのはきっと神経がとぎすまされ、直感的に「カタバミ」がたたき出されたに相違ない。純粋にプライベートなこととはいえ、この自分が人のために何かしていると思えるのは幸せなことなのだろう。
 それにしても疲れた私の神経に、小さくて可愛らしい白の小花はなんと優しく、なんとかけがえのない癒しを送ってくれたのだろう。本当に「カタバミ」なのか否か、「カタバミ」という名の花が存在するのか否か、この際、ぎりぎりとつめる気にはならない。当たっていようが、当たっていなかろうが、私にはどちらだっていい。私は直感的に「カタバミ」だと信じ、「カタバミ」の小さくて可愛らしい小花に私は疲れた神経を癒されたことが大事なのだ。相棒も早く落ち着いてほしい。
           (2015年5月29日)
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