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Channel: 古代史の道
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一年の総括

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 今年一年を総括するのは少し早いが、大方はここまでを総括すればそれに尽きていると言えよう。私にとって最大の事件は、歯痛と口内炎と両眼の手術と首から上の不具合に苛まれ続けたことである。これによって、私の文筆活動も滞りがちだった。
 歯痛は私の思考力を奪いかねないほど厄介だった。普段偉そうなことを言っていても、歯痛には勝てず、治療に数ヶ月を要した。やっとそのトンネルを抜けたと思ったら、今度は異常な口内炎に見舞われた。完治までに一ヶ月ほど要する異常な口内炎で、日赤のお世話にまでなった。そのトンネルを抜けたと思ったら、今度は眼の手術がやってきた。
 こんなわけで、今年は不具合に次ぐ不具合が続き、まさにうんざりの一年だった。そんな中で出来るだけのことはやってきたつもりである。「日々つれづれ」も「万葉集読解」も不十分ながらほぼ切れ目なく続けてきた。
 なぜやや無理気味に頑張ったかというと、様々な不具合に見舞われたためというのも、一面、休止の口実めいていると思ったからである。むろん、無理してまで続けるのは、それだけ危険も伴う。なので決して人様に進められることではない。
 もっとも、眼を除いた不具合、歯痛にしても口内炎にしても、人様の目には病気の内に入らない、という人もいることだろう。だからこそ休止の口実めいて見えるのだ。ただ眼はいけない。下手をすれば命に匹敵するほどの事件なので、無理は禁物。
 今年はまだ半月ほど残っている。最後の最後まで活動を続けるつもりでいる。今から来年のことをいうと鬼が笑うだろうが、来年こそは体のどこにも不具合のない、万全の態勢で活動を続けられる年にしたい。健康、健康あってのものだねだ。
   吉きとしは不具合なきこそ真の意味鬼も笑えばこれぞ吉きとし
   ナンテンの咲く神明社に足運ぶ来年こそは吉きとしたれと
           (2015年12月17日)
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