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Channel: 古代史の道
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三日連続の雪

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 昨日の朝、起き出して窓外をみたらしきりに雪が降っていた。「えっ!」である。朝とは7時頃のことだが、これで三日連続の降雪と風景である。ここ名古屋では二日続けて雪が降るのは滅多にない。それが三日となる、極めて珍しい。おそらく観測史上、初めてのことではなかろうか。少なくとも私の記憶には全くない。
 雪は断続的なもので、終日降り続いたわけではないものの、「やれやれ、今朝もまた雪か」という思いに捉えられたのは否めない。
 前回、私は次のように記した。
 「私にとって初雪は春が近いというサイン。決して暗いイメージではなく、明るい希望に満ちた象徴なのである。」
 けれども、その雪も三日連続となると、うんざりである。勝手といえばまことに勝手な人間心理である。
   初雪は春近しとふサインなる三日続けば鬱と変われり
 こんな歌を披露せざるを得ない心境である。
 だが、私には思い出したことがある。新潟県や山形県等々の雪国の雪はもとよりこんな雪ではない。日本屈指の豪雪地帯である新潟県東頸城郡松代町にお邪魔したとき、地元の方は、空中高く張り巡らされている電線を見上げ、指さしながら言われた。「雪があそこまで積もり、電線につまづいて転倒した人がいるんですよ」と・・・。
 私には信じがたい光景だ。あの空中高い電線まで雪が積もるなんて・・・。私は地元の方から「三日連続の雪なんて何でもないじゃん」と言われたような気になり、ちょっぴり木っ恥ずかしかった。私は思った、「ところ変われば品変わる。物事は可能な限り広い視野でみなければならない」と・・・。
           (2017年1月17日)
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