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前回は、わがベランダのカネノナルキ復活への期待が出てきたことを話題にした。今回もベランダの話題。アイフェイオン・ロルフフィーダー。
紫色の気品あふれる少女のような花である。最初に咲いたのが5年前の3月12日。一年こっきりの一年草と思っていたので放置しておいたら、夏場に枯れ落ちて枯れ草の山になった。プランタンに次は何を植えようかと思っている内に、夏が過ぎ、秋も過ぎ、冬も過ぎて新年を迎えた。そろそろ植木屋にでも足を運ぼうと思い出した頃だった。
枯れ草の中から小さな小さな芽が出てきた。あれれと思っている内に芽はぐんぐん伸び、葉群になってきた。雑草とは違う。見覚えのある草葉だ。そして、3月12日に最初の花が開花した。ロルフフィーダーは一年こっきりの草花ではなく、多年草だったのだ。
翌年、すなわち2013年の、全く同じ3月12日、最初の花が開花した。で、私は感激して、その日をロルフ記念日と名付けた。その後はロルフ記念日に初花が咲くことはなく、十日前後遅れ、ロルフ記念日は有名無実化した。
が、ロルフ記念日はどうでもよく、今年もロルフフィーダーは花開いた。嬉しい限り。ハイビスカスやカネノナルキが枯れたので、ロルフフィーダーも枯れ死かと心配していただけに、喜びはひとしおである。最初の花の開花は3月末頃だったが、「ああ、今年も咲いてくれたか」と、素直にうれしかった。
一本のカネノナルキ以外生命体がない、なんとも寂しく殺風景なベランダ。前回記したカネノナルキの復活の兆しに加え、今年も美しい美しい、気品あふれる花を開いたアイフェイオン・ロルフフィーダー。私は今朝撮影したロルフの花をパソコンの画面に映し出しながら、なかなか目を離す気になれなかった。よくぞ、今年も開花してくれた。
むらさきの気品あふれる花咲きぬ
わがベランダに春は来にけり (桐山芳夫)
(2017年4月12日)
前回は、わがベランダのカネノナルキ復活への期待が出てきたことを話題にした。今回もベランダの話題。アイフェイオン・ロルフフィーダー。
紫色の気品あふれる少女のような花である。最初に咲いたのが5年前の3月12日。一年こっきりの一年草と思っていたので放置しておいたら、夏場に枯れ落ちて枯れ草の山になった。プランタンに次は何を植えようかと思っている内に、夏が過ぎ、秋も過ぎ、冬も過ぎて新年を迎えた。そろそろ植木屋にでも足を運ぼうと思い出した頃だった。
枯れ草の中から小さな小さな芽が出てきた。あれれと思っている内に芽はぐんぐん伸び、葉群になってきた。雑草とは違う。見覚えのある草葉だ。そして、3月12日に最初の花が開花した。ロルフフィーダーは一年こっきりの草花ではなく、多年草だったのだ。
翌年、すなわち2013年の、全く同じ3月12日、最初の花が開花した。で、私は感激して、その日をロルフ記念日と名付けた。その後はロルフ記念日に初花が咲くことはなく、十日前後遅れ、ロルフ記念日は有名無実化した。
が、ロルフ記念日はどうでもよく、今年もロルフフィーダーは花開いた。嬉しい限り。ハイビスカスやカネノナルキが枯れたので、ロルフフィーダーも枯れ死かと心配していただけに、喜びはひとしおである。最初の花の開花は3月末頃だったが、「ああ、今年も咲いてくれたか」と、素直にうれしかった。
一本のカネノナルキ以外生命体がない、なんとも寂しく殺風景なベランダ。前回記したカネノナルキの復活の兆しに加え、今年も美しい美しい、気品あふれる花を開いたアイフェイオン・ロルフフィーダー。私は今朝撮影したロルフの花をパソコンの画面に映し出しながら、なかなか目を離す気になれなかった。よくぞ、今年も開花してくれた。
むらさきの気品あふれる花咲きぬ
わがベランダに春は来にけり (桐山芳夫)
(2017年4月12日)