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一昨日篠島(しのじま)を訪れた。7月3日に行ったばかりなので、二ヶ月ぶりの訪島だ。2002年7月と合わせると3回目の篠島行きとなる。相棒の故郷が茨城県鹿島灘で、海を見て育ったから、私ともども海大好き人間。どちらからともなく、島の話がでて、「行こう行こう」となった。
さて、篠島に到着して、前回訪れた料理店と同じ店に寄って昼ご飯を食べた。食後、前回と同じ木島の見える浜では芸がないということで「どこへ行こう」という話になった。よせばいいのに、よたよた歩きの私ではせいぜい、五、六百メーターの範囲。知識もなく弱って、勘定の女性に「どこかありますか」と訊ねた。それをきっかけに少々立ち話になり、「店はすぐ閉店するのでちょっとお待ち下されば案内しますよ」と言ってくれた。
こんなわけで彼女は車で私たち二人を一キロ余先の展望台まで案内してくれた。高台に展望台が作られていて、絶好の景色が見渡せた。中でも、絶景だったのは、松島と呼ばれる孤島だった。篠島自体が小島なのに、その属島の小さな小さな松島。岩がそそりたったような島で、頂上近辺に松の木のみが十本前後生えている。まるで絵はがきそのものを海に張りつけたな絶海の島。
張り付いた視線そのままそそりたつ孤島松島篠島の島 (桐山芳夫)
絵はがきを見ているごとき松の島われら従え海を先導 (桐山芳夫)
左手に鯨浜が見え、右手先端に清正の枕石と名付けれらた半島がせり出し、その手前に小学校や中学校の校舎が建っているのが見える。荒々しい自然ではなく人工の手が加わったような場所だ。なんでもない地味な島だと思っていた篠島に、こんな所があるなんて・・・。島人の案内のおかげで、かつ、こんな齢になってこんな絶景がみられるなんて。私はすっかり忘れていた「もっと自分を楽しもう」という言葉を思い起こした。
(2017年9月7日)
一昨日篠島(しのじま)を訪れた。7月3日に行ったばかりなので、二ヶ月ぶりの訪島だ。2002年7月と合わせると3回目の篠島行きとなる。相棒の故郷が茨城県鹿島灘で、海を見て育ったから、私ともども海大好き人間。どちらからともなく、島の話がでて、「行こう行こう」となった。
さて、篠島に到着して、前回訪れた料理店と同じ店に寄って昼ご飯を食べた。食後、前回と同じ木島の見える浜では芸がないということで「どこへ行こう」という話になった。よせばいいのに、よたよた歩きの私ではせいぜい、五、六百メーターの範囲。知識もなく弱って、勘定の女性に「どこかありますか」と訊ねた。それをきっかけに少々立ち話になり、「店はすぐ閉店するのでちょっとお待ち下されば案内しますよ」と言ってくれた。
こんなわけで彼女は車で私たち二人を一キロ余先の展望台まで案内してくれた。高台に展望台が作られていて、絶好の景色が見渡せた。中でも、絶景だったのは、松島と呼ばれる孤島だった。篠島自体が小島なのに、その属島の小さな小さな松島。岩がそそりたったような島で、頂上近辺に松の木のみが十本前後生えている。まるで絵はがきそのものを海に張りつけたな絶海の島。
張り付いた視線そのままそそりたつ孤島松島篠島の島 (桐山芳夫)
絵はがきを見ているごとき松の島われら従え海を先導 (桐山芳夫)
左手に鯨浜が見え、右手先端に清正の枕石と名付けれらた半島がせり出し、その手前に小学校や中学校の校舎が建っているのが見える。荒々しい自然ではなく人工の手が加わったような場所だ。なんでもない地味な島だと思っていた篠島に、こんな所があるなんて・・・。島人の案内のおかげで、かつ、こんな齢になってこんな絶景がみられるなんて。私はすっかり忘れていた「もっと自分を楽しもう」という言葉を思い起こした。
(2017年9月7日)
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