万葉集読解・・・20(249~261番歌)
巻1~4メニュー へ そ の 21 へ 万葉集読解・・・20(249~261番歌) 頭注に「柿本朝臣人麻呂の羈旅(たび)の歌八首」とある。249~256番歌がその八首。 0249 御津の崎波を畏み隠江の「船がしら告ぐ奴島に」(「」内は筆者の訓) (三津埼 浪矣恐 隠江乃 舟公宣奴嶋尓)...
View Articleキリンの不思議
日々つれづれ-15トップへ 昨日、NHKが夜の動物園をやっていた。例によって朝食時のチラ見のテレビだったが、その私の目に飛び込んできた光景が、キリンは熟睡たった30分というテロップだった。えっ?、たった30分?。30分なんて寝た内に入らない。...
View Article万葉集読解・・・21(262~277番歌)
巻1~4メニュー へ そ の 22 へ 万葉集読解・・・21(262~277番歌) 反 歌 0262 矢釣山木立も見えず降りまがふ雪の騒ける朝楽しも (矢釣山 木立不見 落乱 雪驪 朝樂毛)...
View Article運転免許更新
日々つれづれ-15トップへ 昨日、私は高齢者講習を受けた。認知機能検査が6月に行われ、その結果によって行われた。運転免許の更新の際に必要とされる検査と講習。近年、高齢者ドライバ-の事故が多発して問題視され、免許所持者は原則として受けなければならない制度である。...
View Article万葉集読解・・・22(278~291番歌)
巻1~4メニュー へ そ の 23 へ 万葉集読解・・・22(278~291番歌) 頭注に「石川少郎の歌」とある。 0278 志賀の海女は藻刈り塩焼き暇なみ髪梳の小櫛取りも見なくに (然之海人者 軍布苅塩焼 無暇 髪梳乃小櫛 取毛不見久尓)...
View Article懐かしき盆踊り
日々つれづれ-15トップへ 昨夕、盆踊り大会を見に出かけた。パンフレットが郵便受けに入っていて、近在の稲葉地公園で開催されるとあったので出かけた。よたよた歩きの私の足でも15分とかからない、いわば、地元の盆踊りのひとつと言っていい。自ら参加して踊るのが一番いいのだが、さすがに今の私では無理。始まって30分頃までいたが、写真を数枚撮って帰途についた。...
View Article万葉集読解・・・23(292~305番歌)
巻1~4メニュー へ そ の 24 へ 万葉集読解・・・23(292~305番歌) 頭注に「角麻呂(つのまろ)の歌四首」とある。角麻呂は伝未詳。 0292 ひさかたの天の探女が岩船の泊てし高津は浅せにけるかも (久方乃 天之探女之 石船乃 泊師高津者 淺尓家留香裳)...
View Article万葉集読解・・・24(306~318番歌)
巻1~4メニュー へ そ の 25 へ 万葉集読解・・・24(306~318番歌) 頭注に「伊勢國に幸まされたとき、安貴王(あきのおほきみ)が作った歌」とある。四十四代元正天皇の行幸。安貴王は天智天皇の皇子である志貴皇子(しきのみこ)の孫に当たる。 0306 伊勢の海の沖つ白波花にもが包みて妹が家づとにせむ (伊勢海之 奥津白浪 花尓欲得 裹而妹之 家裹為)...
View Article運河沿いの店
日々つれづれ-15トップへ 先日、地元の民放テレビでとある喫茶店が紹介された。画面からは瀟洒な店に見えた。相棒に話すと、彼女も同じ番組を見ていたらしく、「行ってみてもいいね」くらいの軽い反応だった。「是非」というのではないので、やめておいてもよかったのだが、実は私の興味を引いた点がもう一点あった。中川運河である。...
View Articleもてる?
日々つれづれ-15トップへ 私は二十代の頃、とんと女性にもてなかった。二十代と限定したのは、27歳で結婚したので、女性と交際できたのは二十代だったからで、それ以降のことは不確かなので。十代の頃はおぼこかったので、浮いた話はゼロに近いと言ってよい。...
View Article万葉集読解・・・25(319~328番歌)
巻1~4メニュー へ そ の 26 へ 万葉集読解・・・25(319~328番歌) 頭注に「富士山を詠んだ歌と短歌」とある。 0319番 長歌 なまよみの 甲斐の国 うち寄する 駿河の国と こちごちの 国のみ中ゆ 出で立てる 富士の高嶺は 天雲も い行きはばかり 飛ぶ鳥も 飛びも上らず 燃ゆる火を 雪もち消ち 降る雪を 火もち消ちつつ 言ひも得ず 名付けも知らず くすしくも...
View Article必死の追い込み
日々つれづれ-15トップへ 現在、私は必死になってやっていることがある。言わずとしれた万葉集の長歌の追加である。が、それが今大変な状況になっている。全面書き直しという状況だ。...
View Article認知症小ばなし
日々つれづれ-15トップへ 昨夜の英会話クラブ例会で配付されたテキストは認知症にまつわる小話だった。認知症といえば、65歳以上の高齢者の4人に1人が認知症及び軽度認知症に罹患しているとされている。実に860万人余の人々である。しかもそれが今後ますます増加すると見込まれているのだ。 さて、配付された小話の内容だが、ざっと要約して紹介してみるとこうである。...
View Article葉集読解・・・27(351~367番歌)
巻1~4メニュー へ そ の 28 へ 万葉集読解・・・27(351~367番歌) 頭注に「沙弥満誓(さみまんせい)の歌」とある。336番歌の作者。 0351 世のなかを何に譬へむ朝開き漕ぎ去にし船の跡なきごとし (世間乎 何物尓将譬 <旦>開 榜去師船之 跡無如)...
View Article絶景の篠島
日々つれづれ-15トップへ 一昨日篠島(しのじま)を訪れた。7月3日に行ったばかりなので、二ヶ月ぶりの訪島だ。2002年7月と合わせると3回目の篠島行きとなる。相棒の故郷が茨城県鹿島灘で、海を見て育ったから、私ともども海大好き人間。どちらからともなく、島の話がでて、「行こう行こう」となった。...
View Article篠島の人
日々つれづれ-15トップへ 前回、篠島の松島のことを記した。が、松島に気を取られてどうしても触れたかったことを書きもらしてしまった。そこで今回記そう。いわば篠島パート2というわけだ。 私たちを展望台まで案内してくれた女性が車内で語った話は極めて印象深かった。断片的な会話の端々のことなので、脈絡に欠けるかも知れないが、私には十分の内容だった。...
View Article万葉集読解・・・28(368~380番歌)
巻1~4メニュー へ そ の 29 へ 万葉集読解・・・28(368~380番歌) 頭注に「石上大夫(いそのきみのまえつきみ)の歌」とある。 0368 大船に真楫繁貫き大君の命かしこみ磯廻するかも (大船二 真梶繁貫 大王之 御命恐 礒廻為鴨)...
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