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Channel: 古代史の道
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新々歌1

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 前回は歌号問答の作品例をお目にかけ、今回はその第二回目とする算段だった。が、気が変わって、急遽次回以降に回すことにした。気が変わったというのは、「待てよ、歌号問答は歌号問答でいいが、それとは別に、五七五七七七は俳句や短歌のように、独立した世界として作歌できないだろうか」と思ったのである。五七五七七から構成される短歌より七文字多いだけなのだが、この七文字増により、短歌とは異なる、豊かにして幅の広い文芸世界が開かれるかも知れない、と考えたのである。
 むろん、単なる試みに過ぎないが、試してみてもいいのではないかと思ったのである。歌号作品のように歌号問答ではないので、性格も出来上がりの姿も異なるので、別途の呼び名を与えなければならない。問答歌の方は歌号作品と呼んできたが、こちらの方は新々歌と呼ぶことにしたい。なのでこちらは新々ー1、新々ー2、・・・、番号をふることにしたい。まぎらわしいかもしれないが、よろしくお願いしたい。
新々ー1
  この世にし生まれ落ちたるこのわれの命尽きるも近からむやとわが影を踏む
新々ー2
  人はみな何ゆえここに生を食む解けないままに歩み続けていかねばならぬ
新々ー3
  近在の太閤池に紅葉して居並ぶ木々の下を行き交う人の背丸し
新々ー4
  今日もまた殺人ニュース流れたり何ゆえ奪う同じこの世の人の命を
新々ー5
  稚児のごと節分豆を争いて袋に手出すひとときうれし荒子観音

 以上のように、たった七文字増であっても、大幅に自由度が高まり、のびのびと自分の思いをこめることが出来るように感じられた。新々歌よ、羽を広げて羽ばたけ羽ばたけ、という気持ちに捉えられた。
(2014年11月17日)
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