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Channel: 古代史の道
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区切りの買出し

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日々つれづれ-15トップへ
 本日、十日分の食材をあちこちのスーパーを回って買い集めてきた。実を言うと、相棒の彼女が実家(小牧市)
に帰っていて、十日間ほど小生の所へ遊びにくる予定がない。したがって、外食で済ませれば、一つとして買い入れてくる必要がない。
 ところが、どっこい、不思議なことにこういう時こそ買い集めてくる。数の子、にしんの昆布巻き、ワカメ、椎茸、缶詰等の常備材、ミカン、バナナ等の果物類、リンゴジュース等の飲料水類、ネギ、白菜、小松菜、茄子等の野菜類等々、日持ちのするものを中心に手提げ袋三つに一杯買い込んできた。駐車場まで2百メーターほどあるので、家に運んで来るまで大変苦労した。
 独り身の私、ちょっとしたお菓子類があれば十分。大部分は買わないで済まそうと思えば済むわけだ。なのになぜ買い入れる?。不思議な行動である。
 実は色々買い集めてくると安心するのである。換言すれば、孤独感をやわらげることが出来る。不合理と言えば不合理。無駄遣いといえば無駄遣い。けれども、食材の買い入れは一番生活に直結しているので、「生活しているんだ」という感覚が湧くのである。
 現実には外食に出かける時も少なくないだろう。が、二回に一回くらいは自分で作って食べるつもりでいる。孤独感にさいなまれると、肝心かなめの研究や文筆活動に集中出来ない。孤独の解消を飼い猫のチビ君に求めたら、チビ君は迷惑至極。
 こんな訳で、私にとっては日々の生活感覚の保持は、自分の健康保持のためにも必要不可欠なのである。
    食材を買い集めきて安堵せし未来見つむる我をし思う    (桐山芳夫)
 これで、年内の準備はほぼ終わり、ベランダの窓ガラスの拭き掃除だけになった。
    迎春とふ区切り見るまであと少し新たな気分兆しつつあり  (桐山芳夫)
             (2017年12月28日)
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