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Channel: 古代史の道
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人好き

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 一昨日、一ヶ月ぶりに英会話クラブの例会に出席した。年末年始の休会をはさんでいるので、さほどご無沙汰という感じではなかったものの、妙になつかしかった。
 ここんところ、人に接することが少ない。レストランやスーパーの店員くらいなもんで、相棒が実家に行ったきりなのも手伝って、人と接することがなく、会話を交わす機会がない。そんな折りの例会だったので、人懐かしかったのだろう。
 例会では珍しく外国人が主担当を勤めた。ネパール人だった。最近大衆食堂でよく見かけるようになったネパール人の一人だ。ネパールといえば私にはヒマラヤ山脈の国というくらいしか知識も馴染みもない国である。インドの北に位置する国、いわばネパール連邦民主共和国のことである。
 ヒマラヤ山脈には8800m余のエベレストを始め、カンチェンジュンガ、ローツェ等々8000m級の高峰がズラリと並ぶ。首都はカトマンズ。
 話をしてくれたネパール人は40歳。英語がやたら流暢で、難聴気味になっている私には聞き取りにくかったが、それでも私は思い切って手を挙げ、「ネパールは多民族国家と聞いたことがありますがいくつくらいの民族が住んでいるのでしょう」と訊ねた。別に知りたかったわけではなく、みんなの質問の糸口になればと思って訊ねたのである。「はっきり分からない」というのが彼の答えだったが、国旗や首都カトマンズの話のほか、宗教、寺院、食べ物等々、要領よくかつ幅広く、豊富な写真を交えて語ってくれた。
 彼は先生ではないと言っていたが、単なる観光客でもなさそうだった。政府系の公務員なんだろうか。
 それはともかく、久々に人の集まりに顔を出して懐かしさを覚えると共に気分が安らいだ。私は孤独には強い方だと思っているが、基本的には人好きなんですね。
             (2018年1月29日)
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