さらば島国意識
日々つれづれ-15トップへ 前回、私は外国人労働者が近年著増していることを記した。私は次のように記した。 「きりのいい2000年の計数を記すと、約21万人。それが2016年には108万人に膨れあがっている。5倍強の人が働いている。」 だが、労働者数だけ記すのは片手落ちというべきだろう。そこで今回は観光客。...
View Article万葉集読解・・・61(855~867番歌)
巻5~8メニュー へ そ の 62 へ 万葉集読解・・・61(855~867番歌) 頭注に「蓬客、更に贈った歌三首」とある。蓬客は旅にある人のことで、ここでは大伴旅人を指している。 0855 松浦川川の瀬光り鮎釣ると立たせる妹が裳の裾濡れぬ (麻都良河波 可波能世比可利 阿由都流等 多々勢流伊毛<何> 毛能須蘇奴例奴)...
View Article霊峰伊吹山
日々つれづれ-15トップへ 私は新年の十日くらいまでは正月気分が残っている。玄関の迎春飾りとテレビの前に飾った鏡餅を片づける。やっと正月気分が抜け、私の新たな活動が始まった気分になる。初詣は近在の神明社で済まし、用意ドンである。以上のほかに、晴れ渡った日の朝方マンションの最上階にあがる。霊峰御岳を拝むためである。冠雪した御岳を拝める日は少ない。...
View Article万葉集読解・・・62(868~882番歌)
巻5~8メニュー へ そ の 63 へ 万葉集読解・・・62(868~882番歌) 山上憶良から大伴旅人に宛てた書簡(返書)である。その内容は次の通り。...
View Article柳に雪折れ
日々つれづれ-15トップへ 今週のカレンダーをめくったら「柳に雪折れなし」という言葉が目にとまった。ことわざの一つだろうか。かすかに聞いた記憶があるが、あまり耳慣れない言葉である。それほど気の利いた言葉ではないが、言われてみると、「なるほど」と分かる。...
View Article身近な認知症
日々つれづれ-15トップへ 昨年の7月と9月に認知症のことを話題にした。65歳以上の高齢者の4人に1人が認知症及び軽度認知症に罹患しているとされ、実に860万人余の人々に達する。ところが先日、NHKテレビを見ていたら、半数以上(55%)の人々が死ぬまでに認知症になるという衝撃的な計数が紹介された。これだと私をも含めて、いつなんどき誰が認知症になってもおかしくない。...
View Article万葉集読解・・・63(883~891番歌)
巻5~8メニュー へ そ の 64-1へ 万葉集読解・・・63(883~891番歌) 頭注に「三嶋王(みしまのおほきみ)後に松浦佐用姫伝説に応えた歌」とある。三嶋王は舎人親王(とねりしんのう)の子、すなわち天武天皇の孫にあたる人物。 0883 音に聞き目にはいまだ見ず佐用姫が領巾振りきとふ君松浦山 (於登尓吉岐 目尓波伊麻太見受...
View Articleわが健康法
日々つれづれ-15トップへ 前回、認知症にならないよう、健康に気をつけている、と記した。しからばその健康法とは何かという話になる。三年前(2015年1月7日)、私は本欄に「勝手体操」と勝手に命名した体操を行っていると記した。もう35年ほども続けている。おかげで風邪らしい風邪は引いたことがなく、何とか健康を維持している。...
View Article万葉集読解・・・64-1( 892~ 896番歌)
巻5~8メニュー へ そ の 64-2へ 万葉集読解・・・64-1(892~896番歌) 頭注に「貧窮問答の歌と短歌」とある。 0892番 長歌 風交り 雨降る夜の 雨交り 雪降る夜は すべもなく 寒くしあれば 堅塩を とりつづしろひ 糟湯酒 うちすすろひて 咳かひ 鼻びしびしに しかとあらぬ ひげ掻き撫でて 我れをおきて 人はあらじと 誇ろへど...
View Article記録的寒波
日々つれづれ-15トップへ 記録的な寒波が日本列島を襲い、テレビ報道によると、東京も積雪に見舞われ、実に48年ぶり、半世紀ぶりにマイナス4度を記録したという。各地で1mを越す積雪に達し、新潟県十日町市では1m50cmの豪雪に見舞われている。滅多に積雪を経験しないここ名古屋も積雪に見舞われ、近所の道路は真っ白になった。...
View Article万葉集読解・・・64-2(897~903番歌)
巻5~8メニュー へ そ の 64-3へ 万葉集読解・・・64-2(897~903番歌) 以下に「沈痾自哀文」と題する山上憶良作の漢詩文が掲載されている。沈痾(ちんあ)は長病に苦しむこと。漢文は異常に長く、直接和歌には関係しないので省略しようと思ったが、迫力ある漢文なので原文を掲げ、参考に供したい。...
View Article人好き
日々つれづれ-15トップへ 一昨日、一ヶ月ぶりに英会話クラブの例会に出席した。年末年始の休会をはさんでいるので、さほどご無沙汰という感じではなかったものの、妙になつかしかった。 ここんところ、人に接することが少ない。レストランやスーパーの店員くらいなもんで、相棒が実家に行ったきりなのも手伝って、人と接することがなく、会話を交わす機会がない。そんな折りの例会だったので、人懐かしかったのだろう。...
View Article万葉集読解・・・64-3(904~906番歌)
巻5~8メニュー へ そ の 65-1へ 万葉集読解・・・64-3(904~906番歌) 頭注に「男の子古日(ふるひ)を恋うる歌三首(長歌一首と反歌二首)」とある。 0904番 長歌 世間の 貴び願ふ 七種の 宝も我れは 何せむに 我が中の 生れ出でたる 白玉の 我が子古日は 明星の 明くる朝は 敷栲の 床の辺去らず 立てれども 居れども...
View Article待つ身
日々つれづれ-15トップへ 昨日、相棒から連絡があって、「アッシー君になってくれないか」と頼まれた。実は実家の小牧に住む母親を病院に入院させることになったから、急遽小牧に送ってくれないかというのだった。「お安いご用」とばかりに二つ返事で引き受けた。...
View Article舞い降りた天女
日々つれづれ-15トップへ 古くからの本欄の読者ならご承知のように、私は過去を振り返ったり、過去の思い出に耽ったりすることはあまりない人間である。ところが、昨夜奇妙にも幼児の頃のことが突如夢に出てきたのである。...
View Article日赤のノース
日々つれづれ-16トップへ 先日、名古屋第一日赤病院に受診に出かけた時、庭にクリサンセマムが咲いていた。立て札に「クリサンセマム」とあり、「キク科、一年草、南ヨーロッパ原産」とあるから間違いない。...
View Article日赤のノース
日々つれづれ-16トップへ 先日、名古屋第一日赤病院に受診に出かけた時、庭にクリサンセマムが咲いていた。立て札に「クリサンセマム」とあり、「キク科、一年草、南ヨーロッパ原産」とあるから間違いない。...
View Article裏方さん
日々つれづれ-16トップへ 今月に入ってから一度も「万葉集読解」を発表出来ていない。相棒の母の入院その他もろもろあって滞っている状況である。これは言い訳めいているが、暇を見つけては着々と進めている。...
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