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病院通い

日々つれづれ-16トップへ
 あまり景気のいい話ではないが、ここ一ヶ月、病院通いが続いている。
 先ず弟だが、入院してもう三ヶ月を迎え、左手にしびれが残っているので、リハビリに励んでいる。が、なかなか回復せず、勤務先、病院関係者、ケアマネージャー、私たち兄弟等々関係者が一同に会して、弟の今後について色々な打ち合わせが行われた。見舞いも合わせて、もう四、五回は病院に足を運んでいる。
 第二に相棒の彼女の母親が認知症で入院しているので、毎週のようにその病院に送り迎えを行っている。江南市の病院なので遠くて楽ではない。
 第三に相棒自身にヘルニアだの甲状腺異常だの胃炎だのがあるので、数回ほど病院に送り迎えしている。
 さらに、私自身に呼吸系統機能に難点があり、毎月一回は受診に海部郡七宝町まで通っている。こんなわけで、毎週数回、色々な病院に足を運んでいる。車を使用しているので、体力的にはさほどしんどいわけではない。が、辛いのは、なかなか気持が落ち着かず、落ち着いて好きなことに取り組めないことである。
   色々な病院通い重なりて霧かかるごと視界開けず   (桐山芳夫)
   どの人も生きるに懸命付き人も病の人も顔つきけわし (桐山芳夫)
 今の所、私はおおむね頼りにされている状況なので、なかなか手を抜いたり、生半可な口を利いたり出来ない。要するに、なかなか気が休まらない日々なのである。
 正直、周囲の人々に、病気ないし病気がちの人がいるだけで、気が重い。要介護の人や重病の人がいて、そうした人の世話をする人々のご苦労は大変なことだと分かる。
 自分自身がそうした人々の厄介にならないよう気をつけているつもりだが、病はいつなんどきどんな形で襲ってくるか分からない。厄介である。
            (2018年6月17日)
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