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Channel: 古代史の道
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暑熱地獄到来

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 西日本豪雨が去ったかと思ったら今度は暑熱地獄が日本列島を覆った。ここ名古屋では最高34.3度Cに達した。明日は人間の体温を超す38度Cに達するという。そしてここしばらくは35度C前後の猛暑日が続くという予報だ。
 高齢者の身である私などは30度Cを越える日は耐え難い。38度Cは極度の灼熱地獄だが、35度C前後の猛暑日が続くというのではうんざりだ。こんな日は家にこもってエアコンをつけて過ごせばよさそうだが、そうはいかない。たとえば、きょうだが、昼は入院中の弟の様子を見に出かけ、つづいてもう一人の弟と打ち合わせを行った。さらに夕食に出かけた。そのたびに300メートルほど先の駐車場まで徒歩で往復しなければならない。弱音を吐くわけではないが、家居できた時間はほとんどなかった。
   じりじりと焦がれるごとき日を浴びて西に東に歩むが辛さ  (桐山芳夫)
   老人と思いたくはないけれど灼熱下の道行くは地獄     (桐山芳夫)
 ただ、不思議なことがある。若い時と違って、汗が少ない。水分補給をしようという気にならない。体内に貯められる量が少なくなってきているのだろうか。手が汗ばむことはあっても、顔から汗が流れ出て、ぽたぽたと滴り落ちることはない。
 が、灼熱地獄が身にこたえる感覚はしっかりある。ひいふう、ひいふう言いながら一歩一歩足を運ぶのがこたえる。
      炎天下名も知らぬ花みて一服
      よいこらしょ日日草の花咲けり
      病棟に炎天の日の当たりけり
 灼熱地獄に負けるような自分ではないと思うが、ただ熱中症には十分気をつけないと、と自分に言い聞かせている。
.            (2018年7月13日)
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