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Channel: 古代史の道
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サマーセミナー

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 灼熱地獄が続いている。よせばいいのに、昨日、この炎天下に「愛知サマーセミナー」に出席した。このセミナーは第30回目を迎え、すっかり知れ渡ってきている。毎年7月の炎天下に開催される。私は2012年以来出席し、本欄にも一文を寄せている。なので、セミナーの概要は省略させていただきたい。14~16日の三日間、椙山女学園大学、同高等学校等で行われる。私が出席したのはそれら会場の一つ東星中学校。
 いやあ、暑かったこと、暑かったこと。一昨日の弟関連の見舞いや打ち合わせに続いてのサマーセミ。やはり、炎天下を動き回ったのがしんどくなかったと言えば嘘になる。終わって会場を出たのは4時過ぎ。せっかくだから、目の前にある東山動植物園に久々に立ち寄ろうかと思ったが、あきらめて帰宅することにした。
 炎天下と分かっていながら、植物や動物を見て歩き回る元気は残っていそうに思われた。が、ひとに注意しておきながら、自らが熱中症にかかることになったのでは、それこそ、とんだお笑いぐさだ。「無理はいけない。自重、自重」とつぶやきながら、途中で牛丼の店や喫茶店に立ち寄った。額には汗がにじみ出てきた。喫茶店で十分休憩をとったつもりだったが、帰宅したら、どっと疲れが出た。
    講演に集中出来ず上の空失礼ながらこっくり居眠り    (桐山芳夫)
    両の手に顔を覆ってがんばれど眠気催す我の不甲斐なさ  (桐山芳夫)
    講話より頬にあたる扇風機束の間なれど心地がよくて   (桐山芳夫)
    休憩時窓外に見ゆ東山青々茂る森まで燃ゆる       (桐山芳夫)
    照り返すスポーツセンタ目がくらむすさまじきなり炎ゆ太陽(桐山芳夫)
 気を張ってしっかり聴講しようと思ったのだが、意に反して窓外の光景に目を向けているだけでも抗しきれなかった。やはり寄る年波を意識せざるを得なかった。
.            (2018年7月15日)
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