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Channel: 古代史の道
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女子駅伝その2

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 前回、今月21日に福岡県で行われた実業団対抗女子駅伝予選会の際、二区を走った岩谷産業の飯田怜選手が脛骨を骨折して重傷を負った件について述べた。中継所まで200メートルほどと報じられたが、実際は300メートルほどもあったらしい。
 私は即中止(棄権)以外の判断はなかったと記した。四つんばいでしか進めない状態は誰がみても異常中の異常だ。個人競技であるボクシングでさえTKOという制度があるというのに・・・。なのに、報道は繰り返し、繰り返し、四つんばい進行の場面を報道し、まるで英雄扱い。膝から血をながして進む様子を執拗に報道するなんて、面白がっているとしか思えなかった。あまりに残酷な報道だ。通常のスポーツで膝骨折という重傷を負えば、即座に駆けつけて担架で運び出す場面だ。
 さて、私は走破はその性格上、個人競技。それを駅伝はチーム競技としているために、起こるべくして起きた事態だといっていい。
 他方、駅伝フアンとしてはチーム競技として残ってほしいという気持がある。したがって、代替選手を認めたらいい、という意見がある。いわばルール変更で、私もこれに賛成である。
 が、非常に厄介なのは代替選手案である。代替選手は正選手を遙かに上回る力の選手でないと突然の事故に代わって走ることが出来ない。さらにそんな選手を倍用意しなければならない。6区なら、正選手6人に一緒に走る代替選手6人が必要になる。これでは完全に本末転倒だ。基本は次の中継所に最後尾に到達した選手と同時に出発するという案だ。が、これだと、トップチームも最後尾になる。本来個人競技をチーム競技用に変更するのは厄介。が、今回の女子駅伝の件は何としても難解なルール変更を考えなければならないことを示している。パート2を記したゆえんである。
           (2018年10月25日)
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