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一昨日、私は杉田眼科に半年に一回の受診を受けに足を運んだ。視力、眼圧、その他の検査を済ませて、ドクタ-の診察を受けた。午後3時を回っていた。夕方まで少しの時間しかない。一考した後、近場の庭園フラリエ(旧名ランの館)に立ち寄ることにした。
フラリエは名古屋のど真ん中にあって、絶好の憩いの場だ。ふっと立ち寄る気になったため、フラリエに何か目的があったわけではない。去年も一昨年も同じ秋にフラリエを訪ねている。フラリエで、なんといっても印象的なのはフォックスフェイス。狐の顔に似ているので、そう名付けられたナス科の仲間だ。池の周囲のモミジも印象的で、池のほとりに佇んで紅葉や黄葉に色づいた木々にしばし見とれた。
今回、池やモミジもさることながら、一番印象に残ったのはバラの花。印象に残ったというより、事件だった。去年も一昨年も目にしている筈だが、まるで記憶に残っていない。
バラといえば初夏から盛夏にかけての花、というのが頭に入っている。それが、9月、10月を過ぎ、冬を間近に控えた11月の半ばの、この時期に咲いていた。「えっ、バラ?」、私は一瞬我が目を疑った。が、いくら見直してもバラの花である。しかも、一本や二本ではない。五本も六本も植えられていて、花開いている。バラには「四季咲き」のものがあると聞いたことがあるので、これがそうだろうか、と少々驚いた。
晩秋にバラを見ている不思議さに次の一歩が出なく佇む (桐山芳夫)
昨年も一昨年も見過ごししバラ震えつつけなげに咲けり (桐山芳夫)
この時期はクリスマスに似つかわしいポインセチアが店頭を飾る。フラリエでも、ポインセチアが店頭に並べられ、今にもジングルベルの曲が流れてきそうだ。そのフラリエで初夏の花の王様、バラが植えられている。夕暮れが迫り、短時間いただけで、フラリエを後にしたが、いつどこで驚きに出合うとは分からないものですね。
(2018年11月18日)
一昨日、私は杉田眼科に半年に一回の受診を受けに足を運んだ。視力、眼圧、その他の検査を済ませて、ドクタ-の診察を受けた。午後3時を回っていた。夕方まで少しの時間しかない。一考した後、近場の庭園フラリエ(旧名ランの館)に立ち寄ることにした。
フラリエは名古屋のど真ん中にあって、絶好の憩いの場だ。ふっと立ち寄る気になったため、フラリエに何か目的があったわけではない。去年も一昨年も同じ秋にフラリエを訪ねている。フラリエで、なんといっても印象的なのはフォックスフェイス。狐の顔に似ているので、そう名付けられたナス科の仲間だ。池の周囲のモミジも印象的で、池のほとりに佇んで紅葉や黄葉に色づいた木々にしばし見とれた。
今回、池やモミジもさることながら、一番印象に残ったのはバラの花。印象に残ったというより、事件だった。去年も一昨年も目にしている筈だが、まるで記憶に残っていない。
バラといえば初夏から盛夏にかけての花、というのが頭に入っている。それが、9月、10月を過ぎ、冬を間近に控えた11月の半ばの、この時期に咲いていた。「えっ、バラ?」、私は一瞬我が目を疑った。が、いくら見直してもバラの花である。しかも、一本や二本ではない。五本も六本も植えられていて、花開いている。バラには「四季咲き」のものがあると聞いたことがあるので、これがそうだろうか、と少々驚いた。
晩秋にバラを見ている不思議さに次の一歩が出なく佇む (桐山芳夫)
昨年も一昨年も見過ごししバラ震えつつけなげに咲けり (桐山芳夫)
この時期はクリスマスに似つかわしいポインセチアが店頭を飾る。フラリエでも、ポインセチアが店頭に並べられ、今にもジングルベルの曲が流れてきそうだ。そのフラリエで初夏の花の王様、バラが植えられている。夕暮れが迫り、短時間いただけで、フラリエを後にしたが、いつどこで驚きに出合うとは分からないものですね。
(2018年11月18日)
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