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少し元気が出てきて、時事問題に目が向くようになった。高齢者で、かつ、死にかけた私。時事問題を云々する元気も資格もないが、最近関心を抱いた問題が一つある。幼児教育の無償化である。
政府は、幼児教育・保育を無償化する子ども・子育て支援法改正案を閣議決定した。
3~5歳児は全世帯、0~2歳児は住民税非課税世帯が対象。今年の10月1日から認可保育所などの利用料が無料になる。10月に消費税率を10%に引き上げるが、その増収分を財源にして、幼児教育の無償化に充当しようというものである。
大賛成である。貧困家庭で、子供の頃、幼児教育どころか、家庭内で内職を手伝う身だった私。子供心に、「この世に同じように生まれてきたのに、なぜ勉強が出来ないのだろう」と不思議に思った。私だけではなく、下の弟も、その下の弟も、その下の弟も、つまり私を含めて、4人兄弟全員が教育に恵まれなかった。
ただし、私だけは育英会から育英資金を貸与していただいて、かろうじて高等学校に進学することが出来た。
かりに成績優秀であったとしても、貧困家庭であれば、芽を摘み取られてしまうのである。「この世に同じように生まれてきたのに」。たまたま親に余裕があれば、黙っていても、上級校に進むことが出来るのである。
幼児教育の時代から芽を摘み取られてしまうのでは、どう考えても不合理で、納得のしようがない。「天は人の上に人を作らず、人の下に人を作らず」という福沢諭吉の「どの人間も平等」という当たり前の言葉も言葉だけに終わってしまう。
幼児教育の無償化はイギリス等先進国では普通に行われているという。世界有数の先進国とされるわが国は、むしろ遅きに失したと言わざるを得ない。
(2019年3月18日)
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少し元気が出てきて、時事問題に目が向くようになった。高齢者で、かつ、死にかけた私。時事問題を云々する元気も資格もないが、最近関心を抱いた問題が一つある。幼児教育の無償化である。
政府は、幼児教育・保育を無償化する子ども・子育て支援法改正案を閣議決定した。
3~5歳児は全世帯、0~2歳児は住民税非課税世帯が対象。今年の10月1日から認可保育所などの利用料が無料になる。10月に消費税率を10%に引き上げるが、その増収分を財源にして、幼児教育の無償化に充当しようというものである。
大賛成である。貧困家庭で、子供の頃、幼児教育どころか、家庭内で内職を手伝う身だった私。子供心に、「この世に同じように生まれてきたのに、なぜ勉強が出来ないのだろう」と不思議に思った。私だけではなく、下の弟も、その下の弟も、その下の弟も、つまり私を含めて、4人兄弟全員が教育に恵まれなかった。
ただし、私だけは育英会から育英資金を貸与していただいて、かろうじて高等学校に進学することが出来た。
かりに成績優秀であったとしても、貧困家庭であれば、芽を摘み取られてしまうのである。「この世に同じように生まれてきたのに」。たまたま親に余裕があれば、黙っていても、上級校に進むことが出来るのである。
幼児教育の時代から芽を摘み取られてしまうのでは、どう考えても不合理で、納得のしようがない。「天は人の上に人を作らず、人の下に人を作らず」という福沢諭吉の「どの人間も平等」という当たり前の言葉も言葉だけに終わってしまう。
幼児教育の無償化はイギリス等先進国では普通に行われているという。世界有数の先進国とされるわが国は、むしろ遅きに失したと言わざるを得ない。
(2019年3月18日)