万葉集読解・・・173(2772~2795番歌)
巻9~12メニュー へ そ の 174 へ 万葉集読解・・・173(2772~2795番歌)2772 真野池の小菅を笠に縫はずして人の遠名を立つべきものか (真野池之 小菅乎笠尓 不縫為而 人之遠名乎 可立物可) 「真野池の」の「真」は美称。「野の池」のこと。「縫(ぬ)はずして」は「深い仲でもないのに」というたとえである。...
View Article万葉集読解・・・174(2796~2817番歌)
巻9~12メニュー へ そ の 175 へ 万葉集読解・・・174(2796~2817番歌)2796 水潜る玉に交じれる磯貝の片恋ひのみに年は経につつ (水泳 玉尓接有 礒貝之 獨戀耳 <年>者經管)...
View Article万葉集読解・・・175(2818~2840番歌)
巻9~12メニュー へ そ の 176 へ 万葉集読解・・・175(2818~2840番歌)2818 かきつはた咲く沼の菅を笠に縫ひ着む日を待つに年ぞ経にける (垣津旗 開沼之菅乎 笠尓縫 将著日乎待尓 年曽經去来)...
View Article万葉集読解・・・176(2841~2859番歌)
巻9~12メニュー へ そ の 177 へ 万葉集読解・・・176(2841~2859番歌)2841 我が背子が朝明の姿よく見ずて今日の間を恋ひ暮らすかも (我背子之 朝明形 吉不見 今日間 戀暮鴨) 正述心緒(直接心情を述べた歌)。2841~2850番歌の10首)。...
View Article万葉集読解・・・177(2860~2879番歌)
巻9~12メニュー へ そ の 178 へ 万葉集読解・・・177(2860~2879番歌)2860 八釣川水底絶えず行く水の継ぎてぞ恋ふるこの年ころを [或本歌曰 水脈も絶えせず] (八釣川 水底不絶 行水 續戀 是比歳 [或本歌曰 水尾母不絶])...
View Article万葉集読解・・・178(2880~2900番歌)
巻9~12メニュー へ そ の 179 へ 万葉集読解・・・178(2880~2900番歌)2880 うつつにも今も見てしか夢のみに手本まき寝と見るは苦しも [或本歌發句曰 我妹子を] (得管二毛 今毛見壮鹿 夢耳 手本纒宿登 見者辛苦毛 [或本歌發句曰 吾妹兒乎])...
View Article万葉集読解・・・179(2901~2922番歌)
巻9~12メニュー へ そ の 180 へ 万葉集読解・・・179(2901~2922番歌)2901 あかねさす日の暮れゆけばすべをなみ千たび嘆きて恋ひつつぞ居る (赤根指 日之暮去者 為便乎無三 千遍嘆而 戀乍曽居)...
View Article万葉集読解・・・180(2923~2944番歌)
巻9~12メニュー へ そ の 181 へ 万葉集読解・・・180(2923~2944番歌)2923 ただ今日も君には逢はめど人言を繁み逢はずて恋ひわたるかも (直今日毛 君尓波相目跡 人言乎 繁不相而 戀度鴨)...
View Article私の決意
日々つれづれ-17トップへ 現在、私は家のあちこちに手すりをつけてもらうよう、業者にお願いしている。つかまち立ち移動から、現在、何とか手ぶらで歩行できるように回復してきた。さあ、パソコン活動の本格化といきたいところだが、あせってはいけない。絶対に転倒してはいけない我が身である。...
View Article万葉集読解・・・181(2945~2963番歌)
巻9~12メニュー へ そ の 182 へ 万葉集読解・・・181(2945~2963番歌)2945 玉梓の君が使を待ちし夜のなごりぞ今も寐ねぬ夜の多き (玉<梓>之 君之使乎 待之夜乃 名凝其今毛 不宿夜乃大寸)...
View Article万葉集読解・・・182(2964~2982番歌)
巻9~12メニュー へ そ の 183 へ 万葉集読解・・・182(2964~2982番歌)2964 かくのみにありける君を衣にあらば下にも着むと我が思へりける (如是耳 在家流君乎 衣尓有者 下毛将著跡 <吾>念有家留) 寄物陳思(物に寄せて思いを述べる歌)。2964~3100番歌の137首。...
View Article万葉集読解・・・183(2983~2999)
巻9~12メニュー へ そ の 184 へ 万葉集読解・・・183(2983~2999)2983 高麗剣我が心から外のみに見つつや君を恋ひわたりなむ (高麗劔 己之景迹故 外耳 見乍哉君乎 戀渡奈牟)...
View Article万葉集読解・・・184(3000~3019番歌)
巻9~12メニュー へ そ の 185 へ 万葉集読解・・・184(3000~3019番歌)3000 魂合へば相寝るものを小山田の鹿猪田守るごと母し守らすも [一云 母が守らしし] (霊合者 相宿物乎 小山田之 鹿猪田禁如 母之守為裳 [一云 母之守之師])...
View Article万葉集読解・・・185(3020~3041番歌)
巻9~12メニュー へ そ の 186 へ 万葉集読解・・・185(3020~3041番歌)3020 斑鳩の因可の池のよろしくも君を言はねば思ひぞ我がする (斑鳩之 因可乃池之 宜毛 君乎不言者 念衣吾為流)...
View Article万葉集読解・・・186(3042~3060番歌)
巻9~12メニュー へ そ の 187 へ 万葉集読解・・・186(3042~3060番歌)3042 朝日さす春日の小野に置く露の消ぬべき我が身惜しけくもなし (朝日指 春日能小野尓 置露乃 可消吾身 惜雲無) 「春日の小野」は奈良県春日山の野。自分の命を消える露に喩えている。...
View Article万葉集読解・・・187(3061~3077番歌)
巻9~12メニュー へ そ の 188 へ 万葉集読解・・・187(3061~3077番歌)3061 暁の目覚まし草とこれをだに見つついまして我れと偲はせ (五更之 目不酔草跡 此乎谷 見乍座而 吾止偲為)...
View Article幼児教育の無償化
日々つれづれ-17トップへ 少し元気が出てきて、時事問題に目が向くようになった。高齢者で、かつ、死にかけた私。時事問題を云々する元気も資格もないが、最近関心を抱いた問題が一つある。幼児教育の無償化である。 政府は、幼児教育・保育を無償化する子ども・子育て支援法改正案を閣議決定した。...
View Article万葉集読解・・・188(3078~3097番歌)
巻9~12メニュー へ そ の 189 へ 万葉集読解・・・188(3078~3097番歌)3078 波の共靡く玉藻の片思に我が思ふ人の言の繁けく (浪之共 靡玉藻乃 片念尓 吾念人之 言乃繁家口) 「波の共(むた)」は「波と共に」...
View Article万葉集読解・・・189(3098~3118番歌)
巻9~12メニュー へ そ の 190 へ 万葉集読解・・・189(3098~3118番歌)3098 おのれゆゑ罵らえて居れば青馬の面高夫駄に乗りて来べしや (於能礼故 所詈而居者 '492;馬之 面高夫駄尓 乗而應来哉)...
View Article万葉集読解・・・190(3119~3137番歌)
巻9~12メニュー へ そ の 191 へ 万葉集読解・・・190(3119~3137番歌)3119 明日よりは恋ひつつ行かむ今夜だに早く宵より紐解け我妹 (従明日者 戀乍将<去> 今夕弾 速初夜従 綏解我妹)...
View Article