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Channel: 古代史の道
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有人ドローンの夢

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 前回の英会話例会で「近い将来何が発明されると思いますか」が話題となった。「近い将来」とは人により差があるので、私は「数十年」と解し議論に加わった。私の関心は最近話題のドローンである。4~6本のマルチコプターによって飛ぶ無人飛行体である。現在は主として撮影用に使われ、趣味の世界で活躍が始まっている。これを交通に生かせないのか、これが私の夢である。
 私の想定する有人ドローンは8~12本のマルチコプターによって飛ぶ機体だ。交通に使う以上、機体の大きさは可能な限り小さい方が良く、多くのコプターが必要だからである。空を自由自在に飛べたならこんなに楽しいことはあるまい、と、これは少年の夢のような発想だが、日頃交通渋滞に苛まれている私の他愛ない夢である。
 さて、有人ドローンの登場はもう数十年以内に迫ってきているのではなかろうか。着陸方法、航空法の見直し等々関連問題が山積していると思われ、むしろ関連問題の整備や解決に時間がかかりそうである。けれども、私たちの移動には空間が使えるに越したことはなく、有人ドローンの登場は必然的な流れのように思われる。
 飛行機が飛んでいるではないかという意見がありそうだが、一人ないし二人で乗れる有人ドローンの手軽さ、利便さとは根本的に異なる。
 むろん大空を自由自在に飛び回れるのは、私たち人間の誰しもの夢なのだろうが、それがいよいよ現実のものとなろうとしている。そう考えるだけでも、わくわくする期待感が漂う。他方、何に使われるか分からない不安感の方も同時に漂ってくる。むしろ不安感の方が大きい。有人ドローンを使ったとんでもない事件の発生が予想される。墜落、接触等々。有人ドローンの登場にわくわくしつつ、他方でその不安感を心配しなければならない。人間とは因果な商売ですね。
          (2015年6月12日)
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