佐久島に移住
日々つれづれ-11トップへ 都会から島内に移住する人もいる。これは愛知県佐久島の話である。知多半島の日間賀島や篠島などと異なって、交通の便が悪い。島に渡るには名古屋から離れた一色町に行って渡らなければならない。取り立てて観光資源もない。が、その代わり、日本の原風景と呼ぶに相応しい瓦屋根に埋め尽くされた集落を始め、都市化されていない地味なたたずまいを見せている。...
View Article万葉集読解・・・166(2626~2646番歌)
巻9~12メニュー へ そ の 167 へ 万葉集読解・・・166(2626~2646番歌)2626 古衣打棄つる人は秋風の立ちくる時に物思ふものぞ (古衣 打棄人者 秋風之 立来時尓 物念物其) 古衣(ふるごろも)は着古した着物。他はこのまま分かる平明歌。「着古した着物を打棄てる人は、秋風が立ち始める頃が来ると、物思うものですよ」という歌である。...
View Article有人ドローンの夢
日々つれづれ-11トップへ 前回の英会話例会で「近い将来何が発明されると思いますか」が話題となった。「近い将来」とは人により差があるので、私は「数十年」と解し議論に加わった。私の関心は最近話題のドローンである。4~6本のマルチコプターによって飛ぶ無人飛行体である。現在は主として撮影用に使われ、趣味の世界で活躍が始まっている。これを交通に生かせないのか、これが私の夢である。...
View Article万葉集読解・・・167(2647~2666番歌)
巻9~12メニュー へ そ の 168 へ 万葉集読解・・・167(2647~2666番歌)2647 東細布の空ゆ引き越し遠みこそ目言離るらめ絶ゆと隔てや (東細布 従空延越 遠見社 目言踈良米 絶跡間也)...
View Article行け行けどんどん?
政治経済等時事問題おしゃべり 前回、私は安保法制再考を求めた。理由は、日本はすでに「インド、ドイツに並ぶ軍事大国。フランスやイギリスに肩を並べそうな所まできている」点にあった。もうこれ以上税金を使って軍備拡張を行う必要がない。さらに、自衛隊そのものはいくら理屈を並べ立てようと憲法第9条に照らせば、明らかに憲法違反だ。憲法を改正しないままどんどん拡大解釈するのはもうこの辺が限界。...
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巻9~12メニュー へ そ の 169 へ 万葉集読解・・・168(2667~2688番歌)2667 真袖もち床うち掃ひ君待つと居りし間に月かたぶきぬ (真袖持 床打拂 君待跡 居之間尓 月傾)...
View Articleなぜ急ぐ?
政治経済等時事問題おしゃべり 前々回、安保法制の故に安倍内閣の支持率は急落するかもしれないと危惧を表明した。というのは新しい世論調査ほど安保法制に慎重たるべし、と出ている。たとえば、5月30日及び31日の共同通信の調査だが、その結果について共同通信は以下のように記している。...
View Articleかってきた道
日々つれづれ-11トップへ 私は口内炎の痛さに顔をしかめながら安保法制に賛意を表明している人々は、我が国の自衛隊がすでに世界の中の軍事大国であることをご存知だろうか、と思った。SIRRI(ストックホルム国際平和研究所)の調査によると、日本は、インド、ドイツに並ぶ軍事大国。フランスやイギリスに肩を並べそうな所まできている。...
View Article難渋
日々つれづれ-11トップへ 口内炎から10日余、やっと口内炎から解放される日がやってきた。まだ若干痛みが残っているが、食事がなんとか普通に取れるようになった。食事ひとつ取ることがこんなに辛いものとは思わなかった。 毎日の食事取るのに難儀する地獄の沙汰はこのこというや たとえれば閻魔大王怖くなしこの目前の汁さえ飲めず...
View Article万葉集読解・・・169(2689~2708番歌)
巻9~12メニュー へ そ の 170 へ 万葉集読解・・・169(2689~2708番歌)2689 朝露の消やすき我が身老いぬともまたをちかへり君をし待たむ (朝露之 消安吾身 雖老 又若反 君乎思将待)...
View Articleもう屁理屈はごめん
政治経済等時事問題おしゃべり 安倍首相の不可思議な発言が飛び出したので、ひとことおしゃべりである。 安保法制発議の根拠は砂川判決だと安倍首相は述べた。そこで、それを見てみようと思うが、その前におさらいの意味で憲法第9条を見ておこう。 日本国憲法第9条は次のように規定している。 1....
View Article万葉集読解・・・170(2709~2728番歌)
巻9~12メニュー へ そ の 171 へ 万葉集読解・・・170(2709~2728番歌)2709 我妹子に我が恋ふらくは水ならばしがらみ越して行くべく思ほゆ [或本 歌發句云 相思はぬ人を思はく] (吾妹子 吾戀樂者 水有者 之賀良三<超>而 應逝衣思 [或本 歌發句云 相不思 人乎念久])...
View Article松葉菊
日々つれづれ-11トップへ 中山道(なかせんどう)69次の61番目の宿に醒井宿(さめがいしゅく)というのがある。滋賀県米原市にある。江戸時代の宿場町の風情を色濃く伝える。わたしはそこに二度足を運んだことがある。 そこの路傍にかなり大きな松葉菊の群れが咲き誇っていた。花の葉が松葉に似ているところから命名されたのではないかと思う。...
View Articleいつの間に岸辺
日々つれづれ-11トップへ 昨日、英会話クラブの「One Day Camp」が行われた。すべて英語で通し、日本語は一切使用しないというCampである。毎年行われているが、私が出席したのは2012年5月及び2013年5月の二回である。なので今回は三度目の出席である。...
View Article万葉集読解・・・171(2729~2749番歌)
巻9~12メニュー へ そ の 172 へ 万葉集読解・・・171(2729~2749番歌)2729 霰降り遠つ大浦に寄する波よしも寄すとも憎くあらなくに (霰零 遠津大浦尓 縁浪 縦毛依十万 憎不有君)...
View Article恋愛離れ
日々つれづれ-11トップへ 「恋愛離れ」とは奇妙なタイトルである。男女が引き合い子を産むのは自然の摂理だからである。もとより相手に恵まれない人々もいて、恋愛(婚活相手を含む)で結ばれない男女もいる。が、それは結果的にそうなったのであって、自ら恋愛を忌避したわけではあるまいと、私は思っていた。...
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