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Channel: 古代史の道
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フクロウ

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 昨日の朝、テレビを点けたとたん、画面いっぱいに映ったフクロウの映像が目に飛び込んできた。何とも愛くるしいフクロウ君だった。朝食を準備しながらのことなのでじっくりウオッチしたわけではないが、それでも5,6分間程度は見たと思う。報道によると、10年ほど前から池袋を中心とする豊島区ではフクロウを全面に押し出し、運動を展開してきたようだ。「いけぶくろ」が「いけフクロウ」に通じることと、豊島区の形がフクロウが羽を広げた形に似ていることから盛り上がっているようである。大きな目をクルクルキョロキョロさせ、手に飛んできたり、ひょいと肩にとまったりする仕草が何とも愛くるしく、急速に人気化しているようである。フクロウの像が造られて待ち合わせに利用されたり、フクロウの喫茶店や資料館が造られたり、果てはゆるキャラまで登場し、すっかり豊島区を代表する存在になりつつあるらしい。
 たった5,6分間程のウオッチだったが、すっかりフクロウに魅せられてしまった。が、魅せられたのはフクロウの愛くるしい仕草にとどまらない。私にとって豊島区は終生忘れ得ない土地だからである。もう、ウン十年も前(したがって、むろん私は現役の公務員だった)、私は板橋本町に住んでいて、毎日、巣鴨や池袋を経由して霞が関まで通勤していた。つまり、しがないサラリーマンだったわけだが、こんなわけで、豊島区界隈は私にとって、飲み歩いたり待ち合わせを繰り返したりする、わが庭のような存在だった。当時はフクロウのフの字も存在しない繁華街だったが、その池袋がいまフクロウで熱いという。私はテレビの画面を見ながら、とめどもないなつかしさに襲われたこというまでもない。私の内部にフクロウをこの目で見てみたいという欲求が高まり、欲求を制止するのに苦労した。もとより、池袋界隈をほっつき歩く元気などある筈もないが、それでも、フクロウ君だけに会うために、新幹線に飛び乗ろうかと思った次第である。
              (2014年10月3日)
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