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歌号ゲームというのは相手と五七調でやりとりするものなので、善男善女、どなたでも気軽に始められる点に特徴があります。特に高齢者にはうってつけかも知れません。退職後、コミュニケーション相手を無くして家に引きこもってしまったような人にはうってつけかと思います。というのも、言葉でのやりとりなので、各々の人生経験や豊富な知識をそこにこめたり反映させたりしやすいと思うからです。
そこで、その想定例を示してみたいのですが、その前に、今回は参考までに五七、五七、七七でやりとりする歌号にかかわる留意点を二、三掲げておきたいと思います。
1 音数について
先ず、五七、五七、七七ですが、これは文字数ではなく、音数を示しています。第一に、
清音(せいおん)と呼ばれる「あいう~」ですが、何の問題もなく一字一音です。「ん」も一音になります。次に、濁音(だくおん)と呼ばれる「がぎぐ~」、半濁音(はんだくおん)と呼ばれる「ぱぴぷ~」も一字一音です。では、拗音(ようおん)と呼ばれる「きゃきゅきょ」はどうでしょう。拗音の類は意外に多く、「ちゃちゅちょ」、「じゃじゅじょ」等々みなこの仲間です。文字数は二文字ですが、これらもすべて一音と数えます。たとえば「きょろきょろ」は6文字ですが4音です。なので「きょろきょろと」とすれば五音になるわけです。また、促音(そくおん)の「っ」と長音符の「ー」。これらはすべて一字一音とみなされます。たとえば「ざっと」や「かって」など一見、二音に思われますが、一字一音で三音とみなします。
以上、何のことはない。拗音と呼ばれる「きゃきゅきょ」の仲間だけが二文字で一音。他はすべて一字一音。すなわち、拗音だけ気をつければオーケーという次第です。
少し例示しておきましょう。
五音の例=とうきょうと、くっしゃろこ、しゃきしゃきと、おっかない等々
四音の例=ありゃりゃりゃ、ひょっとこ、クリーム、えびふりゃ等々
三音の例=ぎょぎょぎょ、しっぽ、きゅうきょ、じょうろ等々
歌号ゲームというのは相手と五七調でやりとりするものなので、善男善女、どなたでも気軽に始められる点に特徴があります。特に高齢者にはうってつけかも知れません。退職後、コミュニケーション相手を無くして家に引きこもってしまったような人にはうってつけかと思います。というのも、言葉でのやりとりなので、各々の人生経験や豊富な知識をそこにこめたり反映させたりしやすいと思うからです。
そこで、その想定例を示してみたいのですが、その前に、今回は参考までに五七、五七、七七でやりとりする歌号にかかわる留意点を二、三掲げておきたいと思います。
1 音数について
先ず、五七、五七、七七ですが、これは文字数ではなく、音数を示しています。第一に、
清音(せいおん)と呼ばれる「あいう~」ですが、何の問題もなく一字一音です。「ん」も一音になります。次に、濁音(だくおん)と呼ばれる「がぎぐ~」、半濁音(はんだくおん)と呼ばれる「ぱぴぷ~」も一字一音です。では、拗音(ようおん)と呼ばれる「きゃきゅきょ」はどうでしょう。拗音の類は意外に多く、「ちゃちゅちょ」、「じゃじゅじょ」等々みなこの仲間です。文字数は二文字ですが、これらもすべて一音と数えます。たとえば「きょろきょろ」は6文字ですが4音です。なので「きょろきょろと」とすれば五音になるわけです。また、促音(そくおん)の「っ」と長音符の「ー」。これらはすべて一字一音とみなされます。たとえば「ざっと」や「かって」など一見、二音に思われますが、一字一音で三音とみなします。
以上、何のことはない。拗音と呼ばれる「きゃきゅきょ」の仲間だけが二文字で一音。他はすべて一字一音。すなわち、拗音だけ気をつければオーケーという次第です。
少し例示しておきましょう。
五音の例=とうきょうと、くっしゃろこ、しゃきしゃきと、おっかない等々
四音の例=ありゃりゃりゃ、ひょっとこ、クリーム、えびふりゃ等々
三音の例=ぎょぎょぎょ、しっぽ、きゅうきょ、じょうろ等々
2 字足らず、字余り
五七調は、原則として五音、七音ですが、例外的に字足らず、字余りにしたい場合があります。字足らず、字余りは「字」とありますが、むろん「音」のことです。
先ず、字足らず。四音、六音となるケースですが、不可とします。例外は認められず、必ず、五音、七音となるよう工夫して下さい。
次に字余り、六音、八音となるケースですが、各行で一音のみに限定します。たとえば、第一行目と第二行目の五七句。五音を六音にした場合は七音の方は七音厳守です。反対に七音を八音にした場合は五音の方は五音厳守です。むろん、3行目の七七も同様で、どちらかの7音だけが8音なら可とします。たとえば、
秋深し柿の実色づき(五八でオーケー)
秋深まり柿色づきて(六七なのオーケー)
秋深まり柿も色づけり(六八なので不可)
となります。もっとも、字余りはあくまで例外なので出来るだけそうならないよう工夫するのが望ましい。
五七調は、原則として五音、七音ですが、例外的に字足らず、字余りにしたい場合があります。字足らず、字余りは「字」とありますが、むろん「音」のことです。
先ず、字足らず。四音、六音となるケースですが、不可とします。例外は認められず、必ず、五音、七音となるよう工夫して下さい。
次に字余り、六音、八音となるケースですが、各行で一音のみに限定します。たとえば、第一行目と第二行目の五七句。五音を六音にした場合は七音の方は七音厳守です。反対に七音を八音にした場合は五音の方は五音厳守です。むろん、3行目の七七も同様で、どちらかの7音だけが8音なら可とします。たとえば、
秋深し柿の実色づき(五八でオーケー)
秋深まり柿色づきて(六七なのオーケー)
秋深まり柿も色づけり(六八なので不可)
となります。もっとも、字余りはあくまで例外なので出来るだけそうならないよう工夫するのが望ましい。
3 歌号作品の単位
大方ご承知のように、短歌は一首、二首、俳句は一句、二句と数えます。
では、歌号によって出来た歌号作品はなんと数えることにしましょうか。二人ないし三人による合作ということなので、緒を単位とし、一緒、二緒という数え方にしたいと思います。
大方ご承知のように、短歌は一首、二首、俳句は一句、二句と数えます。
では、歌号によって出来た歌号作品はなんと数えることにしましょうか。二人ないし三人による合作ということなので、緒を単位とし、一緒、二緒という数え方にしたいと思います。
(2014年10月24日)
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