日々つれづれ-14トップへ
先日、若い両親が我が子の幼児を虐待し、殺害した事件があったばかり。今度は警察官が妻と子を殺したかも知れない事件が起きた。子供はまだ6歳と9歳の小学生。親が子を殺害する事件が後を絶たない。親が小さな幼児を虐待したり殺害してしまう事件に接すると、怒りの混じった言いようのない感情に襲われる。相棒は「殺すなら生まなきゃいいのに」と言ったが、これは相棒ばかりでなく、多くの人々が抱く思いであろう。
全くその通りなのだが、簡単にそう言いきって済まされないものを私は感じる。世の中の誰が殺そうと思って出産するというのであろう。「殺すなら生まなきゃいいのに」というのは結果論に過ぎないと思われてならない。
一般論でしかものが言えない私だが、無理心中も含めて生活苦その他様々な理由があるに相違ない。泣き声がうるさいとかで感情にまかせて殺害に至るのは論外。最悪の理由だ。
こんな事件が後を絶たないのは子供の私物化に起因しているに相違ない。「泣こうとわめこうと、親の勝手じゃないか」という意識である。はっきり意識していなくとも、暗黙の内に意識しているに相違ない。
しかし、おぎゃあと生まれた瞬間、人には基本的人権が備わっており、未来が開かれている。つまり、その生命は何物にも代えられず、親から独立した存在の筈。たとえ親であっても、どんな未来が待っているか分からない生命を途中で奪っていい道理はない。
同じ尊属殺人でも幼少児殺人は何の抵抗も生活能力もない生命を奪う行為。別個の保護を必要としており、その殺害は重罪中の重罪だ。
私が言えるのは、自分より後に生まれてきた幼少児の命を途中で奪うことなど、絶対にあってはならないことである。子は宝であって、幼少児については何らかの別個の制度を創設すべきであると思うのである。
(2017年6月9日)
先日、若い両親が我が子の幼児を虐待し、殺害した事件があったばかり。今度は警察官が妻と子を殺したかも知れない事件が起きた。子供はまだ6歳と9歳の小学生。親が子を殺害する事件が後を絶たない。親が小さな幼児を虐待したり殺害してしまう事件に接すると、怒りの混じった言いようのない感情に襲われる。相棒は「殺すなら生まなきゃいいのに」と言ったが、これは相棒ばかりでなく、多くの人々が抱く思いであろう。
全くその通りなのだが、簡単にそう言いきって済まされないものを私は感じる。世の中の誰が殺そうと思って出産するというのであろう。「殺すなら生まなきゃいいのに」というのは結果論に過ぎないと思われてならない。
一般論でしかものが言えない私だが、無理心中も含めて生活苦その他様々な理由があるに相違ない。泣き声がうるさいとかで感情にまかせて殺害に至るのは論外。最悪の理由だ。
こんな事件が後を絶たないのは子供の私物化に起因しているに相違ない。「泣こうとわめこうと、親の勝手じゃないか」という意識である。はっきり意識していなくとも、暗黙の内に意識しているに相違ない。
しかし、おぎゃあと生まれた瞬間、人には基本的人権が備わっており、未来が開かれている。つまり、その生命は何物にも代えられず、親から独立した存在の筈。たとえ親であっても、どんな未来が待っているか分からない生命を途中で奪っていい道理はない。
同じ尊属殺人でも幼少児殺人は何の抵抗も生活能力もない生命を奪う行為。別個の保護を必要としており、その殺害は重罪中の重罪だ。
私が言えるのは、自分より後に生まれてきた幼少児の命を途中で奪うことなど、絶対にあってはならないことである。子は宝であって、幼少児については何らかの別個の制度を創設すべきであると思うのである。
(2017年6月9日)
Image may be NSFW.
Clik here to view.
Clik here to view.
