作品００１～００５

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　前回まで歌号問答のルールや留意点、さらには具体的なやりとり例を若干述べてきた。その狙いは、歌号問答には様々な可能性が秘められており、広範な応用の余地が横たわっていることを示したかったことにある。たとえば、五七調文化の推進と普及、主婦や年金生活者等に対する対話や充実感の促進、児童生徒の教育効果、リハビリ効果等々である。
　が、いくら私が意気込んでみたところで、普及に向けた第一歩が踏み出せない限り、私の試みも単なる「ひとりよがり」に過ぎないことになる。「石の上にも３年」という。なので一年は続行するつもりだが、さりとて三年も続けるつもりはない。
　さて、今回をスタートとして、硬軟取り混ぜた作品を拙いながら順次紹介していきたいと思います。参考になれば幸いです。
　なお、試みに問答のお相手を申し出ておきましょう。もしも試みたい方がおられたら、お題と親の指定を記してコメント欄に書き込んでみて下さい。時間の許す限り対応したいと思います。
　それでは、第一回分を紹介しましょう。。

　お題は「ラブ」
００１　　　君恋いしデート駄目かな
　　　　　　どうしたのいきなり何さ
　　　　　　いつもそうしてはぐらかす君

００２　　　喜びは電光石火よ
　　　　　　でも僕は早く進めず
　　　　　　うれしくないな苛つく二人

００３　　　強引に迫りてみたし
　　　　　　誰にでも同じセリフね
　　　　　　押したり引いたりグラス重ねて

００４　　　いつも行く渋谷で待つよ
　　　　　　約束の指輪買ってよね
　　　　　　たまには夜空見上げて夢を

００５　　　新宿はネオンの街よね
　　　　　　最大のネオンは君さ
　　　　　　調子いいわねでもうれしいわ