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先日、社寺巡りを行った際、富部神社と長楽寺に行って、その近くに呼続公園というのが存在することを知った。その際は時間がないこともあって、入口付近と思われる場所まで行って引き返した。どんな公園なのか気になっていたが、一昨日、思い切って訪ねてみた。紅葉がきれいだという情報を小耳にはさんだからである。
訪ねてみて、なるほど紅葉のきれいな公園で、紅色や黄色に染まった木々が美しく輝いていた。これは、きっと多種多様な木々が植えられているからだと思った。かつ、木々は、大きな池(曽池)のぐるりに植えられていて、いっそう紅葉が映え渡っていた。
紅葉と言えば、県内では香嵐渓が有名で、現役時代に上司に車に乗せてもらって、案内されたことがある。確かに渓谷を挟んだ紅葉の美しさは天下一品。橋の上から眺める谷川の両岸に居並ぶ紅葉樹の美しさは類例がないほど見事だった。が、いかんせん、現地に至る交通渋滞は半端でなく、ノロノロ、ノロノロ。行くだけで疲れてしまった記憶がある。
そこへいくと、呼続公園の紅葉は香嵐渓ほど知られていないせいか空いていて、あっという間に現地に到着した。訪問者はパラパラと見かける程度で、ゆっくり紅葉を堪能出来た。人により各々考え方が異なるだろうが、若い頃はともかくとして、現在の私には交通渋滞の激しさや人出の多さよりも、ゆったり紅葉が堪能できる方がありがたい。呼続公園の紅葉は曽池の水面や噴水とともに見立てると絵画のように美しい。
パラパラと人出少なき呼続園ひそと美し曽池のモミジ
紅葉なる柄の着物に袖通すひとと二人で曽池めぐらむ
こうした歌が出来たのも、呼続公園のひそやかな風情がなせるわざかも知れない。日曜祭日はそうでもないだろうが、ウイークデイに脚を運んだ私に、天神が与えてくれたような貴重なひとときとなった。
(2017年11月15日)
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先日、社寺巡りを行った際、富部神社と長楽寺に行って、その近くに呼続公園というのが存在することを知った。その際は時間がないこともあって、入口付近と思われる場所まで行って引き返した。どんな公園なのか気になっていたが、一昨日、思い切って訪ねてみた。紅葉がきれいだという情報を小耳にはさんだからである。
訪ねてみて、なるほど紅葉のきれいな公園で、紅色や黄色に染まった木々が美しく輝いていた。これは、きっと多種多様な木々が植えられているからだと思った。かつ、木々は、大きな池(曽池)のぐるりに植えられていて、いっそう紅葉が映え渡っていた。
紅葉と言えば、県内では香嵐渓が有名で、現役時代に上司に車に乗せてもらって、案内されたことがある。確かに渓谷を挟んだ紅葉の美しさは天下一品。橋の上から眺める谷川の両岸に居並ぶ紅葉樹の美しさは類例がないほど見事だった。が、いかんせん、現地に至る交通渋滞は半端でなく、ノロノロ、ノロノロ。行くだけで疲れてしまった記憶がある。
そこへいくと、呼続公園の紅葉は香嵐渓ほど知られていないせいか空いていて、あっという間に現地に到着した。訪問者はパラパラと見かける程度で、ゆっくり紅葉を堪能出来た。人により各々考え方が異なるだろうが、若い頃はともかくとして、現在の私には交通渋滞の激しさや人出の多さよりも、ゆったり紅葉が堪能できる方がありがたい。呼続公園の紅葉は曽池の水面や噴水とともに見立てると絵画のように美しい。
パラパラと人出少なき呼続園ひそと美し曽池のモミジ
紅葉なる柄の着物に袖通すひとと二人で曽池めぐらむ
こうした歌が出来たのも、呼続公園のひそやかな風情がなせるわざかも知れない。日曜祭日はそうでもないだろうが、ウイークデイに脚を運んだ私に、天神が与えてくれたような貴重なひとときとなった。
(2017年11月15日)