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難聴と認知症

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 昨日の朝、民放の東海テレビで認知症のことをやっていた。認知症については再三本覧でも話題にしている。65歳以上の高齢者の4人に1人が認知症及び軽度認知症に罹患しているとされ、55%もの人々が死ぬまでに認知症になるとされている。つまり、半数以上もの人々が侵される怖い病気である。
 テレビを見ていて、おやっと思ったのは難聴と認知症の間に深い関係があるらしいことだった。こんな場合に使用する言葉ではないが、「これは聞き捨てならん」と不安がよぎった。というのも私はここ数年難聴気味で気になっているからである。
 ある研究によると、難聴者が認知症になるのは正常者の5倍にも達するというのである。我々人間の脳は耳から多くの情報を受け取り、判断の材料にしている。従って聞き取ろうとしてもなかなか聞き取れない状態、すなわち難聴の場合は非常に苦労することになる。正常な判断が困難になり、認知症に結びつくということらしい。
 私の場合は難聴状態までいってなくて、難聴気味だと思っている。日常生活には差し支えなく、普通に会話はできる。が、電話の声が聞きづらく、テレビの音声も聞きづらい。ときどき耳たぶを引っ張って難聴がひどくならないように努力している。進行はしないが、改善の様子もない。
 が、死ぬまでに半数以上もの人々が侵される怖い病気だそうである。ガン等より遙かに罹患率が高い病気。ただでさえ誰がいつ侵されても不思議ではない病気だ。難聴者と認知症者は関連が深いとなれば、難聴気味の私など、認知症の危険が高い道理だ。「ここから先は生きすぎだ」と言われれば、それまでだが、やはり、物事が分からなくなる認知症になるのは怖い。その危険を考え過ぎるのは、生き続ける意味を失うようで、本末転倒。とにかく健康で居続けることを信じて進もう。
             (2018年2月16日)
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