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Channel: 古代史の道
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投票のすすめ

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政治経済等時事問題おしゃべり
 今月(12月)14日に第47回衆議院議員総選挙が行われる。比例区が設けられた第41回総選挙以降すでに6回の選挙が行われ、今回は7回目ということになる。
 この総選挙でよく話題に取り上げられ、問題になるのが投票率である。過去6回の平均投票率は小選挙区、比例区、共に63%であった。
 さて、これまで、私は投票を欠かしたことがない。それは、自分の権利だからという単純な理由だけではない。投票率に潜む重大な意味があると思っているからである。「なぜ投票に行かないの」という問いに対して多くの人が「投票してもなんも変わらないでしょ」と答える。そう答える裏には「現与党に満足出来ないがさりとて投票してもなんも変わらない」という気分が潜んでいるとみていい。むろん、なかには「現与党に満足している」という人もいるだろうが、満足しているのなら、「投票してもなんも変わらないでしょ」と答えるわけがない。
 さて、「投票してもなんも変わらないでしょ」と答えた人は、実は大変な事実誤認を犯していることにお気づきだろうか。それは、「出来れば変わってほしい」と願っているのに、投票放棄はその意に反して現状維持派たる保守政党に加担する結果になっているのである。次表は前回(第46回)の衆議院議員総選挙の結果を示している。この場合は民主党に変わって自民党が圧勝した選挙だったので、投票放棄した人もその結果を是認したことになっているのである。投票放棄した人は「自分はどこにも加担していない」という意識かも知れないが、結果的には意に反して自民圧勝に加担したと同じことになっている。お分かりだろうか。これはスポーツの試合に喩えると分かりやすい。A、B二チームが8試合闘う場合を考えていただきたい。6試合消化時点でAチーム4勝、Bチーム2勝。勝率67%でAチーム圧勝である。まだ、2試合残っているので連勝すれば五分に持ち込める。なのにここでBチームが試合を放棄すると、結果は勝率67%でAチーム圧勝が確定してしまうのである。すなわち、Bチームは、結果的に、Aチーム勝率67%の圧勝に加担したことになっているのである。
 さて、ここで、数字遊びをやってみよう。来る14日の投票は今掲げた表がベースになる。平均投票率63%を念頭にすると、まだ37%の人が投票に加わる余地がある。獲得議席の構成比(百分比)がすべてを語っているわけだが、すべての党派が37%の恩恵を受ける可能性があるわけだ。今、大保守政党の自民党の構成比は増減なしとし、それ以外の党派は37%の恩恵を受けると仮定しよう。それをもとに各党派の修正構成比を求め、480議席の想定議席数を計算してみると、最右欄のようになる。この結果で分かることは、自民党の構成比を増減なしとしても、議席数は294議席から257議席で37議席減、つまり小さくない減少となる。
 これは数字遊びであって、この表自体に何らかの意味があるわけではない。が、こういうことは言えよう。「投票してもなんも変わらないでしょ」とは決して言えない。大きく変わりうる可能性を秘めているのだと・・・。
 以上のような次第で有権者の方々は一人残らず投票を行っていただきたい。真の民意とは100%の方々が投票した結果にあるわけで、この意味において強く「投票のすすめ」に加担する次第である。

              (2014年12月8日)
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