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昨日の朝、民放の「とくダネ」という番組で、ワカケホンセイインコを巡る話題を取り上げ、放映していた。途中から見たのだが、姿の美しいインコの話なので目を吸い寄せられるような思いで見入った。
番組では野性化したインコが増殖し、1200羽もの大群となって住宅街の近辺を飛び回り、鳴き声やフンで住民が困惑している様子を放映していた。さらに畑を食い荒らす被害も出ているようで、困惑の度合いが増している。
わが国には鳥獣保護法というのがあって、たしか野鳥の捕獲や飼育は禁じられている。ただ、本文で記したいのはそのことではなくて、ワカケホンセイインコというインコが住宅街の近辺まで、しかも1200羽の大群をなしてやってくるという、その意外性である。
このインコの名は聞いたことがなかったので、ちょっと調べてみたら、インドの南のスリランカ原産の、いわば外来種だというわけだ。外来種だから云々はおかしい。古くを訪ねれば、私たちに最もなじみの深いスズメやハトも外来種なのだという。
このインコは東京を始め、千葉、埼玉、神奈川、群馬等々で増え、定着しつつあるらしい。なにしろ、目立つ鳥である。オウムの仲間で、色々な言葉を覚える。全身黄緑色で、くちばしが赤い美しい鳥。体長が40cmほどもあって、ハトより大きく、小型のカラス並。それが群れで飛び回るというのであるから、壮観である。そのワカケホンセイインコが騒がしく鳴き立て、畑の作物を荒らすという。
こんな報道を目にして、私は言いようのないやるせなさに襲われた。あの美しいインコが、日本の空を飛び回るかと思うとわくわくするが、同時に騒音や作物被害をもたらすかと思うと、どうしていいか言葉の発しようがない。スズメもハトもカラスも鳥獣保護法によって保護されているなら、このインコだけ排除してよい筈がない。うーむ、である。
. (2018年7月6日)
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昨日の朝、民放の「とくダネ」という番組で、ワカケホンセイインコを巡る話題を取り上げ、放映していた。途中から見たのだが、姿の美しいインコの話なので目を吸い寄せられるような思いで見入った。
番組では野性化したインコが増殖し、1200羽もの大群となって住宅街の近辺を飛び回り、鳴き声やフンで住民が困惑している様子を放映していた。さらに畑を食い荒らす被害も出ているようで、困惑の度合いが増している。
わが国には鳥獣保護法というのがあって、たしか野鳥の捕獲や飼育は禁じられている。ただ、本文で記したいのはそのことではなくて、ワカケホンセイインコというインコが住宅街の近辺まで、しかも1200羽の大群をなしてやってくるという、その意外性である。
このインコの名は聞いたことがなかったので、ちょっと調べてみたら、インドの南のスリランカ原産の、いわば外来種だというわけだ。外来種だから云々はおかしい。古くを訪ねれば、私たちに最もなじみの深いスズメやハトも外来種なのだという。
このインコは東京を始め、千葉、埼玉、神奈川、群馬等々で増え、定着しつつあるらしい。なにしろ、目立つ鳥である。オウムの仲間で、色々な言葉を覚える。全身黄緑色で、くちばしが赤い美しい鳥。体長が40cmほどもあって、ハトより大きく、小型のカラス並。それが群れで飛び回るというのであるから、壮観である。そのワカケホンセイインコが騒がしく鳴き立て、畑の作物を荒らすという。
こんな報道を目にして、私は言いようのないやるせなさに襲われた。あの美しいインコが、日本の空を飛び回るかと思うとわくわくするが、同時に騒音や作物被害をもたらすかと思うと、どうしていいか言葉の発しようがない。スズメもハトもカラスも鳥獣保護法によって保護されているなら、このインコだけ排除してよい筈がない。うーむ、である。
. (2018年7月6日)