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Channel: 古代史の道
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続雑貨市の夢

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 前回、現れる筈のない夢が突然現れたのを見て驚いたことを記した。これまで行ったこともなければ見たこともない雑貨市の夢だ。夢から覚めて「なぜこんな夢を見たんだろう」と不思議でならなかった。だが、もっと驚いたことが、翌朝の起きがけに起こった。なんと相似した夢を見たのである。全く同一の夢ではないものの、ほぼ同一の夢だ。見知らぬ土地の見知らぬ雑貨市の夢だ。それを二夜連続で見るなんて・・・。
 前回は寺らしき門前に出たところで、目覚めた。今回その寺の境内に入っていくなら、まさに続きの夢と行っていい。が、今回は雑貨市を見て回ったことは同じだが、その後、寺ではなく、高台にのぼった。足元に雑貨市が見えていて、大勢の人が通りを往来していた。やや小柄で色黒い、やはり東南アジア系の人々と見受けられた。
 と、突然大きな歓声があがり、一頭の象が現れた。「えっ、象」私はそばにいた人に「なぜ」と訊いた所で目覚めた。
    翌朝に再び同じ市の夢不意に巨像が歩み来れり      (桐山芳夫)
    象ぬっと現れきたり雑貨市驚く間なく不意に目覚めぬ   (桐山芳夫)
 不思議といえばまことに不思議な夢である。なぜ、こんな夢を見たのか二日ほど考えた。なかなか思い当たる節が出てこなかった。が、ふっと、十日ほど前に店員と交わした会話を思い出した。最近外国人労働者が食堂等で働く姿を見かけるようになった。私は機会があれば「Where Are You From」と訊くことにしている。店員は「スリランカ」と答えた。ネパール、マレーシア、フィリピン等の中にあって「スリランカは珍しいな」と思ったが、しばらくして忘れてしまっていた。スリランカの雑貨市はこんなだろうか、と思ったことがあったに相違なく、それが今回の夢の淵源だろうか。もしもそうなら国際化の波が夢の中にまで広がってきつつあるのだろうか。
            (2018年7月25日)
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