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Channel: 古代史の道
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猛暑かな

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 毎日毎日暑熱地獄が続いていて、うんざりである。「暑い暑い」と口にするだけでもうんざり。今年の記録的猛暑について前月21日に記したが、いくらなんでも一週間もすれば多少暑さも落ち着くだろうと思っていた。ところが、一週間経っても、一向に軽減の兆しが見えない。それどころか半月ほども経ったきょうになっても、軽減どころかここ名古屋は昨日もきょうも温度40度C前後という、今夏最高の危険温度が続いている。
 むろん、観測史上最高の危険温度を経験しつつあるのだが、不思議なことに熱中症関連の報道は減少している。
 35度C以上の日を猛暑日というが、今年は名古屋の場合、猛暑日がきょうで19日間に達している。日の出はピーク時より15分ほど遅く、日の入りはピーク時より20分ほど早くなって、つまり太陽の出ている日中は30分以上短くなっているのに、40度C前後が続く。つまり、私たちは異常の一言では片づけられない酷暑の日々を経験しつつあるのである。
   こころなし滅多に聞かない蝉の声地上に出るのをためらいをらむ (桐山芳夫)
   水をまく人も見かけずこの猛暑舗道の日光あまりにまぶし    (桐山芳夫)
   列車行く関西線の誰一人窓外見ずに通り過ぎゆく        (桐山芳夫)
 今、室内にいて、この一文を書いているのだが、暑さに閉じこめられているようで、気分が重い。しばらく猛暑関係の一文は書かないつもりだったが、8月に入っても、こんな、観測史上最高の危険温度が進行していては筆を執らざるを得ない。さらに、夕方まで外に出ようにも出ようがない。
      脳内の血潮も重き猛暑かな
 ここまで記すのがやっとという暑さである。
           (2018年8月3日)
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