万葉集読解・・・89(1285~1295番歌)
巻5~8メニュー へ そ の 90へ 万葉集読解・・・89(1285~1295番歌)1285 春日すら田に立ち疲る君は悲しも若草の妻なき君し田に立ち疲る (春日尚 田立羸 公哀 若草 嬬無公 田立羸)...
View Articleアカネちゃん
日々つれづれ-16トップへ 前回、わが家族、金魚のアカネちゃんとマナカちゃんの住処(水槽)について記した。金魚についてはしばらく文章にしないつもりだった。が、ちょっとした事情が出来たので、一文を弄することにした。...
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巻5~8メニュー へ そ の 91へ 万葉集読解・・・90(1296~1310番歌) 本歌から108首(1296)~1403番歌)は譬喩歌として区分され、連続して登載されている。譬喩歌は「ひゆか」と読み、ある心情や事柄を何かにたとえて表現した歌のことである。直接的には歌意が取りにくい歌でも、譬喩歌としてみると意味が取れることもある。 頭注に「衣に寄せて」とある。本歌以下3首。1296...
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巻5~8メニュー へ そ の 92へ 万葉集読解・・・91(1311~1328番歌) 頭注に「衣(ころも)に寄せて」とある。本歌以下5首。1311 橡の衣は人皆事なしと言ひし時より着欲しく思ほゆ (橡 衣人<皆> 事無跡 曰師時従 欲服所念)...
View Article若者言葉
日々つれづれ-16トップへ 最近若者言葉が話題になっている。日本語の変化と説く専門家もいるが、そうだろうか。単に古くて新しい問題であるような気がしてならない。いつの世も若者言葉というのがあって、いっとき使われるお仲間用語なのではないかと思うのである。...
View Article万葉集読解・・・92(1329~1343番歌)
巻5~8メニュー へ そ の 93へ 万葉集読解・・・92(1329~1343番歌) 頭注に「弓に寄せて」とある。本歌1首1329 陸奥の安達太良真弓弦はけて引かばか人の我を言なさむ (陸奥之 吾田多良真弓 着弦而 引者香人之 吾乎事将成)...
View Article万葉集読解・・・93(1344~1356番歌)
巻5~8メニュー へ そ の 94へ 万葉集読解・・・93(1344~1356番歌)1344 真鳥棲む雲梯の杜の菅の根を衣にかき付け着せむ子もがも (真鳥住 卯名手之神社之 菅根乎 衣尓書付 令服兒欲得)...
View Article万葉集読解・・・94(1357~1371番歌)
巻5~8メニュー へ そ の 95 へ 万葉集読解・・・94(1357~1371番歌)1357 たらちねの母のなりはひ桑もなお願へば衣につくとふものを(筆者訓)たらちねの母が園なる桑すらに願へば衣に着すとふものを(「岩波大系本」訓) (足乳根乃 母之其業 桑尚 願者衣尓 著常云物乎) 「たらちねの」はお馴染みの枕詞。各書、訓が一定していない。まず第二第三句の「母之其業...
View Article富部神社再訪
日々つれづれ-16トップへ 昨日、杉田眼科に受診にうかがった。2015年8月に緑内障の予防手術を受けてから、もう3年になる。術後の経過診察ということだが、今回も異常なしと告げられてほっとした。幾度異常なしと告げられてもうれしいものですね。...
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巻5~8メニュー へ そ の 96へ 万葉集読解・・・95(1372~1385番歌) 頭注に「月に寄せて」とある。本歌以下4首(1372~1375番歌)。1372 み空行く月読壮士夕去らず目には見れども寄るよしもなし (三空徃 月讀壮士 夕不去 目庭雖見 因縁毛無)...
View Article飲まず食わず
みなさん、お久しぶりです。実は意味のはっきりしない病状に見舞われまして、オイラの近況をお知らせ出来なかったのです。動物病院の先生によると、腎不全の疑いありってことでオイラおとなしくしています。腎不全の疑いありって何なのかな。 今回ばかりはボケくんには随分お世話になりました。...
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巻5~8メニュー へ そ の 97へ 万葉集読解・・・96(1386~1402番歌) 頭注に「海に寄せて」とある。本歌以下6首(1386~1391番歌)。1386 大船に真楫繁貫き漕ぎ出なば沖は深けむ潮は干ぬとも (大船尓 真梶繁貫 水手出去之 奥者将深 潮者干去友)...
View Article万葉集読解・・・97(1403~1417番歌)
巻5~8メニュー へ そ の 98へ 万葉集読解・・・97(1403~1417番歌) 旋頭歌(五七七五七七からなる歌)1403 御幣帛取り神の祝が斎ふ杉原薪伐りほとほとしくに手斧取らえぬ (三幣帛取 神之祝我 鎮齊杉原 燎木伐 殆之國 手斧所取奴)...
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巻5~8メニュー へ そ の 99へ 万葉集読解・・・98(1418~1435番歌) 巻8の開始である。長歌や旋頭歌も含めて246首登載されている。すべて作者が記されている。春夏秋冬の順に雑歌と相聞歌に区分されている。 春雜歌 本歌以下30首(1418~1447番歌)。 頭注に「志貴皇子の喜びの歌」とある。志貴皇子(しきのみこ)は三十八代天智天皇の皇子。1418...
View Articleラーマ5世
日々つれづれ-16トップへ 一昨日だったか、テレビのチャンネルを回していたら、日泰寺(にったいじ)が写し出されていたので、思わず手を止め、画面に見入った。 日泰寺は名古屋市千種区に創建された名刹で、私は三年半前(2014年11月)に訪れている。テレビでは日泰寺に建つ銅像が写しだされ、大変な銅像であると説明された。...
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巻5~8メニュー へ そ の 100へ 万葉集読解・・・99(1436~1447番歌) 頭注に「大伴宿祢村上の梅の歌二首」とある。村上は高級官吏。1436 含めりと言ひし梅が枝今朝降りし沫雪にあひて咲きぬらむかも (含有常 言之梅我枝 今旦零四 沫雪二相而 将開可聞)...
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