古寺慈眼寺
日々つれづれ-12トップへ 前回慈眼寺を訪れた際、丁寧に場所探しをしていただいたご夫婦に出合って感激したことを述べた。肝心の慈眼寺だが、別途機会を設けて記事化するつもりでいたが、なかなか出来そうにないので、ここで感想だけでも記しておきたい。...
View Article賽銭投げ挙げ
日々つれづれ-12トップへ この月曜日、久々にお千代保稲荷(岐阜県海津市)に出かけた。お稲荷さんは大方ご承知のように商売繁盛の神様である。寺巡り等単独行の多い私だが、この日は相棒と出かけた。相棒も私も人混みが好きなので、ときとして人の集まる場所に出かける。人混みにもまれていると、不思議に気が休まり、活力を注入される気分になる。...
View Article古木楠
日々つれづれ-12トップへ 名古屋市中村区岩塚町に七所社という神社がある。私の居住地から車で七、八分の至近距離だ。昭和7年に「御田天神」と刻印された神鏡が発見され、延喜式神名帳に「愛智郡御田社」と登載される、いわゆる式内社のひとつである。神鏡の発見により、同時代史料を持つ、式内社中でも稀有な神社として注目されている。これを記事化し、本ブログにも掲載してある。...
View Article万葉集読解・・・180(2923~2944番歌)
巻9~12メニュー へ そ の 181 へ 万葉集読解・・・180(2923~2944番歌)2923 ただ今日も君には逢はめど人言を繁み逢はずて恋ひわたるかも (直今日毛 君尓波相目跡 人言乎 繁不相而 戀度鴨)...
View Article恋の普遍性
日々つれづれ-12トップへ 右眼の手術が一ヶ月ほど延びたので、その間に少しでも万葉集の読解を進めておこうと暇をみては進めている。現在巻12にとりかかっているが、恋の歌がえんえんと続いている。これに接していて思ったのは人間の思うことは今も昔もあまり変わらないな、ということである。このことは多くの人が抱く思いだろうが、とりわけ恋の歌に接していると、強く意識させられる。...
View Article老成
日々つれづれ-12トップへ 昨日、今日の二日間、作家や詩歌に携わった人々の生没年と特記事項を調べていた。一例だけ掲げると次の通りである。 ★三島由紀夫(ミシマユキオ)、1925年01月14日~1970年11月25日、45歳没(1970年陸上自衛隊市谷駐屯地に籠城。割腹自殺。金閣寺、潮騒、豊饒の海、サド侯爵夫人他)。...
View Article老成2
日々つれづれ-12トップへ 前回、老成について記した。具体的な例を有名作品から見つけようかと思ったが、それらしいものはなかなか見いだせない。それもその筈、そうした代表作品群は、各作家や詩歌人がもっとも集中力の高い、ある意味では老成とは反対の最活躍期に生み出されているからである。石川啄木...
View Article万葉集読解・・・181(2945~2963番歌)
巻9~12メニュー へ そ の 182 へ 万葉集読解・・・181(2945~2963番歌)2945 玉梓の君が使を待ちし夜のなごりぞ今も寐ねぬ夜の多き (玉<梓>之 君之使乎 待之夜乃 名凝其今毛 不宿夜乃大寸)...
View Article万葉集読解・・・182(2964~2982番歌)
巻9~12メニュー へ そ の 183 へ 万葉集読解・・・182(2964~2982番歌)2964 かくのみにありける君を衣にあらば下にも着むと我が思へりける (如是耳 在家流君乎 衣尓有者 下毛将著跡 <吾>念有家留) 寄物陳思(物に寄せて思いを述べる歌)。2964~3100番歌の137首。...
View Article巡り歩き
日々つれづれ-12トップへ 最近時として思うことがある。どこかへ出かけた時はその場所を出来るだけ回ることである。つまり、二度とここを訪れることはあるまい、と意識して回るのである。沖縄本島、石垣島、竹富島を訪れたときは、レンタカーを借り、あるいは自転車を借りて島中を駆けめぐった。むろん、日程や費用の関係もあってすべてを見尽くすということは出来ない。が、主要なポイントは回ったつもりである。...
View Article万葉集読解・・・183(2983~2999)
巻9~12メニュー へ そ の 184 へ 万葉集読解・・・183(2983~2999)2983 高麗剣我が心から外のみに見つつや君を恋ひわたりなむ (高麗劔 己之景迹故 外耳 見乍哉君乎 戀渡奈牟)...
View Article秋深まる
日々つれづれ-12トップへ 昨日、小牧市に所用で立ち寄った。小一時間ほど時間があったので小牧山の麓に出かけた。紅葉には少し早いかなと思ったが、もう木々は色づいていた。ちょっとコンビニに車をとめて道路をまたいで麓に近寄ってみた。手すりにつかまって眺めていたら、そこはかとなく感慨に打たれた。 めぐりくる秋にいろづく小牧山哀しくあらずそそと寂しき...
View Article万葉集読解・・・184(3000~3019番歌)
巻9~12メニュー へ そ の 185 へ 万葉集読解・・・184(3000~3019番歌)3000 魂合へば相寝るものを小山田の鹿猪田守るごと母し守らすも [一云 母が守らしし] (霊合者 相宿物乎 小山田之 鹿猪田禁如 母之守為裳 [一云 母之守之師])...
View Article前田家本貫
日々つれづれ-12トップへ 本日、名刹巡りの一環として、中川区の前田速念寺と西生寺の二つを巡った。この内の前田速念寺だが、ほとほとわが無知にあきれ返った。 歴史といっても、私の場合は古代史に多少明るい程度。戦国時代以降となると、高校時代の教科書の記憶。それもあまりにも前のことで記憶自体が怪しい。...
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