万葉集読解・・・148(2271~2290番歌)
巻9~12メニュー へ そ の 149 へ 万葉集読解・・・148(2271~2290番歌)2271 草深みこほろぎさはに鳴くやどの萩見に君はいつか来まさむ (草深三 蟋多 鳴屋前 芽子見公者 何時来益牟) 花に寄せて。2293番歌まで23首。...
View Article金輪際バッテン
日々つれづれ-11トップへ 一週間ほど前、歯痛に苛まれ、ほとほと手を焼いている旨を記したばかりだが、一昨日、歯科医院から開放されることになった。当面完治ということで、終了というお墨付きをいただいたからである。まだまだ長引きそうだと覚悟していただけにあっけに取られた。...
View Articleオオカンザクラ
日々つれづれ-11トップへ 昨夜古代史の会の例会に出席すべく市政資料館(名古屋)に足を運んだら、北側に見事な花が咲いていた。桜に似ているが、桜ではない。少なくともソメイヨシノではない。花の風情も異なっているし、そもそもこの時期にソメイヨシノが開花している筈もない。木の根元に小さな板が立てられていて、「オオカンザクラ」と記入されていた。オオカンザクラ?。聞き慣れない名である。...
View Article梅見日和
日々つれづれ-11トップへ 昨日、今年も岐阜市の梅林公園に出かけた。昨年の記事を繰ってみると昨年は3月10日に出かけている。今回はその丁度一週間後になるが、時期的には相似した頃と考えてよかろう。昨年との大きな相違は天候である。昨年はちらちら雪が舞い降りてくる厳寒の日であったが、今回は絶好の晴天、気温も22度に達するぽかぽか陽気だった。それまでの12度前後に比べ、一気に10度ほども上昇した計算になる。...
View Article万葉集読解・・・149(2291~2309番歌)
巻9~12メニュー へ そ の 150 へ 万葉集読解・・・149(2291~2309番歌)2291 朝咲き夕は消ぬる月草の消ぬべき恋も我れはするかも (朝開 夕者消流 鴨頭草乃 可消戀毛 吾者為鴨)...
View Article万葉集読解・・・150(2310~2330番歌)
巻9~12メニュー へ そ の 151 へ 万葉集読解・・・150(2310~2330番歌)2310 こほろぎの我が床の辺に鳴きつつもとな起き居つつ君に恋ふるに寐ねかてなくに (蟋蟀之 吾床隔尓 鳴乍本名 起居管 君尓戀尓 宿不勝尓)...
View Article万葉集読解・・・151(2331~2350番歌)
巻9~12メニュー へ そ の 152 へ 万葉集読解・・・151(2331~2350番歌)2331 八田の野の浅茅色づく有乳山嶺の淡雪寒く散るらし (八田乃野之 淺茅色付 有乳山 峯之沫雪 <寒>零良之)...
View Article妖精願望
日々つれづれ-11トップへ いきなりだが、私が顔を出している英会話クラブにAOという若い女性会員がいる。笑顔も仕草もあどけないので、まだ十代の未成年者に見える。が、私の目に映じた印象なので、実際は20歳を越したれっきとした成人女性かも知れない。どっちにしろ私から見れば孫娘のような年代だ。数回雑談した程度で、大学生らしいこと以外彼女に関する知見は一切承知していない。...
View Article桃の花
日々つれづれ-11トップへ 前々月(2月)、近在の手打ちそば屋さんで中学時代の同級生N・O君に半世紀ぶりに出くわして驚いたことを記した。一昨日、そのそば屋さんに久しぶりに立ち寄ったところ、その駐車場にモコモコとした感じの花が咲いていた。気になって勘定を済ます際店の人に尋ねてみたらモモということだった。...
View Article万葉集読解・・・152(2351~2364番歌)
巻9~12メニュー へ そ の 153 へ 万葉集読解・・・152(2351~2364番歌)2351 新室の壁草刈りにいましたまはね草のごと寄り合ふ娘子は君がまにまに (新室 壁草苅邇 御座給根 草如 依逢未通女者 公随) 旋頭歌17首(2351~2367番歌。内2362番歌までの12首は柿本人麿歌集より)。旋頭歌は五七七五七七形式。...
View Articleチューリップ
日々つれづれ-11トップへ 本来、百花繚乱は野山や庭園等で種々の花々が咲き乱れる様をいい、春まっ盛りを表現している。が、ビルや商店で埋め尽くされた都心部にも春はやってくる。さすがに、百花繚乱とまではいえないにしても、春はまんべんなくやってくる。...
View Article万葉集読解・・・153(2365~2380番歌)
巻9~12メニュー へ そ の 154 へ 万葉集読解・・・153(2365~2380番歌)2365 うちひさす宮道に逢ひし人妻ゆゑに玉の緒の思ひ乱れて寝る夜しぞ多き (内日左須 宮道尓相之 人妻姤 玉緒之 念乱而 宿夜四曽多寸)...
View Article青春ずる
日々つれづれ-11トップへ 「青春ずる」とは妙な言葉である。おそらく私の造語である。私の意図はひとことでいうと「生きている」ということである。どういうことかというと、青春時代の営みは心身ともに健康な状態でないと謳歌出来ない。このことは直接年齢に関係しない。若くても妙に老成した人もおり、老齢になっても矍鑠(かくしゃく)たる人もいる。...
View Article青春ずろう
日々つれづれ-11トップへ 前回「青春ずる」とタイトルして妙な一文をお目に掛けた。その際、何と読むのだろう、ととまどった方もおられよう。それを承知しながら私は最後まで「青春ずる」にカナを振らなかった。今回、その疑問に答えると共にその意図を示したいと思ってペンを執った。...
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