268(4139~4155番歌)
巻17~20メニュー へ そ の 269 へ 万葉集読解・・・268(4139~4155番歌) 頭注に「天平勝宝二年三月一日の夕暮れ、春の園に桃と季(すもも)の花を眺めて作った歌二首」とある。天平勝宝二年は750年。4139 春の園紅にほふ桃の花下照る道に出で立つ娘子 (春苑 紅尓保布 桃花 下照道尓 出立(女+感)嬬)...
View Article「いじめ」問題
日々つれづれ-14トップへ 小中学校で「いじめ」が問題になっている。この問題は今に始まったことではなく、ずっと以前から問題視されている。けれども一向に解消されなくて蒸し返されている。最近では福島の原発問題に絡んで、そこから他県に避難した子供たちをめぐって問題化しているらしい。福島と聞いただけでバイ菌扱いされ「いじめ」の対象にされ、不登校化の原因になっている由である。...
View Article遠回りでも
日々つれづれ-14トップへ 前回、「いじめ」問題の解消には「遠回りでも多様な価値観を認める社会になるようにもっていく努力が求められる。」と記した。「遠回りでも」という意味は、たとえば個々人の多様性である。...
View Article無常
日々つれづれ-14トップへ 無常と聞くと、私たちの多くは「方丈記」や「平家物語」の冒頭部の一節を思い起こすのではなかろうか。それほど有名であり、教科書にも紹介されてきた一文だ。 ちなみにその一節を紹介すると次のとおりである。 行く川のながれは絶えずして、しかも本の水にあらず。よどみに浮ぶうたかたは、かつ消えかつ結びて久しくとゞまることなし(方丈記)。...
View Article万葉集読解・・・269(4156~4165番歌)
巻17~20メニュー へ そ の 270 へ 万葉集読解・・・269(4156~4165番歌) 鵜を潜らせての歌及び短歌4156番長歌 あらたまの 年行きかはり 春されば 花のみにほふ あしひきの 山下響み 落ち激ち 流る辟田の 川の瀬に 鮎子さ走る 島つ鳥 鵜養伴なへ 篝さし なづさひ行けば 我妹子が 形見がてらと 紅の 八しほに染めて おこせたる 衣の裾も...
View Article「お手軽志向」に一言
日々つれづれ-14トップへ 昨日床屋にいったら顔なじみの店員と雑談に及んだ。「12月も大晦日に近づいたけれど、全く暇だねえ。普段の月と全く変わらない」という話になった。私は言った。 「そういえば、知り合いのタクシーの運転手も暇だそうだね」...
View Article有馬記念
日々つれづれ-14トップへ 一昨日、ダービーと並ぶ競馬の祭典、有馬記念が行われた、2013年に15年余ぶりに馬券売り場に出かけて以来、毎年師走になると血が騒ぐ。...
View Article万葉集読解・・・270(4166~4176番歌)
巻17~20メニュー へ そ の 271 へ 万葉集読解・・・270(4166~4176番歌) 霍公鳥と并時の花を詠んだ歌一首と短歌4166番長歌 時ごとに いやめづらしく 八千種に 草木花咲き 鳴く鳥の 声も変らふ 耳に聞き 目に見るごとに うち嘆き 萎えうらぶれ 偲ひつつ 争ふはしに 木の暗の 四月し立てば 夜隠りに 鳴く霍公鳥 いにしへゆ 語り継ぎつる...
View Articleブログ8年
雑記トップへ まだ、完全に平成28年が終わったわけではありませんが、もう今年もこれで終了です。 早いものでブログを開設してちょうど8年が経過しました。これまでの訪問者の推移は次のとおりとなっています。平成28年の計数は21時現在のものです。 年間訪問者 累計 2009(平成21)年 8541人 8541人 2010(平成22)年 12190...
View Article元旦の誓い
日々つれづれ-14トップへ みなさん、あけましておめでとうございます。今年もよろしくお願い致します。私自身はもとより、皆様お一人お一人にとって晴れやかな素晴らしい年であってほしいと願っています。 今年の目標だの抱負だのは、新年の挨拶の中で記したことは私の記憶にはない。あらたまって述べるのがややこっぱずかしい、ということもあったが、明確にこれだと言えるものがなかった、というのが正直な所だろう。...
View Articleあけましておめでとうございます。
みなさん、あけましておめでとうございます。今年もよろしくお願い致します。 今年オイラは満12歳を迎えます。ボケ君流にいえば人間の年齢では72歳になるんだそうです。人間様って随分長生きなんですね。何をもって成功というのか分かりませんが、70歳以上も生きるんですから、ゆっくり行けばいいんじゃないのかな。...
View Articleおとそ気分
日々つれづれ-14トップへ 1月7日までを松の内という。かっては15日までだったが、それだけせちがらくなってきた、というわけだ。松飾りのある内、要は正月気分の抜けきらない間と同意。年始に屠蘇散(とそさん)入りの酒を飲んだことを称して「おとそ気分」というがこれも同意。屠蘇散は山椒、桔梗、蜜柑の皮等々を混ぜた薬のこと。...
View Article松の内の終り
日々つれづれ-14トップへ 今朝、マンションの最上階にあがってみたら冠雪した霊峰御岳が、まるで目の前に鎮座してでもいるかのように輝いていた。同時に私の心もくっきりと晴れあがった。...
View Article万葉集読解・・・272(4189~4202番歌)
巻17~20メニュー へ そ の 273 へ 万葉集読解・・・272(4189~4202番歌) 頭注に「水烏を越前判官大伴宿祢池主に贈る歌と短歌」とある。水鳥は鵜のこと。越前は今の福井県。判官は掾(じょう)のこと。掾は国司(国の役所)に置かれた四部官の一つ。3番目の官。4189番長歌 天離る 鄙としあれば そこここも 同じ心ぞ 家離り 年の経ゆけば うつせみは...
View Articleいと憎し
日々つれづれ-14トップへ 「枕草子」は平安時代の随筆としてあまりにも高名である。その書き出しは教科書にも掲載されるほど有名で、以下のとおりである。 春はあけぼの。やうやう白くなり行く、山ぎは少しあかりて、紫だちたる雲の細くたなびきたる。...
View Article万葉集読解・・・273(4203~4213番歌)
巻17~20メニュー へ そ の 274 へ 万葉集読解・・・273(4203~4213番歌) 霍公鳥(ホトトギス)が鳴かないので恨みに思う歌4203 家に行きて何を語らむあしひきの山霍公鳥一声も鳴け (家尓去而 奈尓乎将語 安之比奇能 山霍公鳥 一音毛奈家)...
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