万葉集読解・・・7(68~78番歌)
巻1~4メニュー へ そ の 8 へ 万葉集読解・・・7(68~78番歌) 0068 大伴の御津の浜なる忘れ貝家なる妹を忘れて思へや (大伴乃 美津能濱尓有 忘貝 家尓有妹乎 忘而念哉)...
View Article没イチ
日々つれづれ-14トップへ 先日、テレビで没イチをめぐる番組をやっていた。私には耳慣れない用語で、没イチというのは、配偶者の一方が死去して、片方だけ残った人のことをいうらしい。どうも離婚経験者をいうバツイチの派生語のようだ。ちなみに離婚を二回経験した人はバツニ、三回の人はバツサンと呼ぶらしい。...
View Article万葉集読解・・・8(79~84番歌)
巻1~4メニュー へ そ の 9 へ 万葉集読解・・・8(79~84番歌) 頭注に「或本によれば藤原京から奈良京に遷る時の歌」とある。 0079番長歌 大君の 命畏み 柔びにし 家を置き こもりくの 泊瀬の川に 舟浮けて 我が行く川の 川隈の 八十隈おちず 万たび かへり見しつつ 玉桙の 道行き暮らし あをによし 奈良の都の 佐保川に い行き至りて...
View Article芭蕉の魅力
日々つれづれ-14トップへ 日頃、私が愛読しているブログに「名歌観賞」がある。その彼が先日、芭蕉の一句「行く春や鳥啼き魚の目は泪」を取り上げていた。そこで芭蕉について一文を弄する気になった。先ず、この一句だが、江戸深川から出立する際に見送りにきた人々の思いに寄せて作句した一句。この句に初めて出合ったとき、「目は泪(なみだ)」に衝撃を受けた。...
View Article積み重ね
日々つれづれ-15トップへ 私が万葉集読解で一区切りついたと発表したのは今年の5月11日。所期の目的であった短歌がすべて終了したからである。が、前半部(巻1~巻10)の短歌以外の長歌は残ったままになった。そこで、この部分を完了しようと目下進行中である。今年中の完成をめざして・・・。...
View Article万葉集読解・・・10(93~106番歌)
巻1~4メニュー へ そ の 11 へ 万葉集読解・・・10(93~106番歌) 頭注に「内大臣藤原卿、鏡王女に求婚した時、鏡王女が内大臣に贈った歌」とある。藤原卿(ふぢはらのまへつきみ)は藤原鎌足。 0093 玉くしげ覆ふを安み明けていなば君が名はあれど吾が名し惜しも (玉匣 覆乎安美 開而行者 君名者雖有 吾名之惜<裳>)...
View Article追憶
日々つれづれ-15トップへ 今のこの瞬間に見聞きしている事柄、たとえば目前のパソコン画面、窓外のマンション、テレビ画面に映る映像等々。すべて次の瞬間には追憶に変化する。自分が期待した未来に変わればよりよい追憶になって残っていく。が、残念ながら齢を重ねてくると、とかく未来に期待しなくなる。待っているのは「またこれか」という繰り返しの追憶だ。...
View Article伊福部神社
日々つれづれ-15トップへ 毎月一回、私は七宝町(あま市)の耳鼻咽喉科に通院している。その途中に大きな神社がある。いつか、訪ねてみようと思いながら果たせないできた。今月23日に思い切って訪ねてみようと思い立って訪ねてみた。伊福部神社がそれである。...
View Article万葉集読解・・・11(107~118番歌)
巻1~4メニュー へ そ の 12 へ 万葉集読解・・・11(107~118番歌) 頭注に「大津皇子が石川郎女に贈った歌」とある。大津皇子は四十代天武天皇の御子。 0107 あしひきの山のしづくに妹待つと我れ立ち濡れぬ山のしづくに (足日木乃 山之四付二 妹待跡 吾立所<沾> 山之四附二)...
View Article鷺を烏と
日々つれづれ-15トップへ 「鷺を烏と言いくろむ」ということわざがあるようだ。あまり耳にした記憶はないが、 「黒を白と言いくるめる。」あるいは「白を黒と言いくるめる。」と同意のことわざだ。英語では「to make black white」という。むろん、その意味からして好い方に使われることはない。特に政治家の討論を聞いていると、黒を白と言いくるめ合っているように思われてならない。...
View Articleヒメジョオンに再会
日々つれづれ-15トップへ つい、一週間ほど前、「追憶」と題して一文を弄した。その中で、「私が次々とあちこちに出かけるのは、「追憶よ豊かなれ」と願ってのこと」と記し、「身の回りにも日々発見があり」と記した。その一環として、先日でかけた伊福部神社も新しい発見の一つだった。...
View Article万葉集読解・・・12(119~131番歌)
巻1~4メニュー へ そ の 13 へ 万葉集読解・・・12(119~131番歌) 頭注に「弓削皇子、紀皇女を思う御歌四首」とある。弓削皇子(ゆげのみこ)及び紀皇女(きのひめみこ)は四十代天武天皇の皇子。異母兄妹。 0119 吉野川行く瀬の早みしましくも淀むことなくありこせぬかも (芳野河 逝瀬之早見 須臾毛 不通事無...
View Article篠島行
日々つれづれ-15トップへ 一昨日、台風3号が襲来する前にと思って篠島を訪れた。相棒にせがまれていたので、足をのばした次第。一ヶ月前に日間賀島に行ったばかりだが、妙に離島が気に入ったようで、訪れることにした。2002年7月以来の篠島行きなので、15年ぶりの訪島だ。...
View Article健診結果
日々つれづれ-15トップへ 昨日、健康検診の結果が出そろったと連絡を受けたので、医院に出かけた。健康検診は年に一回名古屋市が実施しているもので、私はほぼ毎年受けている。血圧測定と採血。他に肺ガン、大腸ガン、前立腺ガンの検診だ。一ヶ月ほど前に往診し、専門機関に委託する形になっているので、結果が出るのに時間がかかったというわけだ。...
View Article万葉集読解・・・13(132~144番歌)
巻1~4メニュー へ そ の 14 へ 万葉集読解・・・13(132~144番歌) 反歌二首 0132 石見のや高角山の木の間より我が振る袖を妹見つらむか (石見乃也 高角山之 木際従 我振袖乎 妹見都良武香)...
View Article人は分からぬ
日々つれづれ-15トップへ 昨日、英会話クラブの例会で、意外な人に出合った。正確にいうと、5週間ぶりに出合った。5週間くらいでは意外でも何でもないようだが、実はちょっとしたわけがある。HOさん(とかりに呼ぶ)は毎週欠かさず顔を出す常連。つまり、英会話クラブに顔を出すと、必ずと言っていいほどいる人だ。が、ここ5週間顔を見ず、どうしたのかな、と気にしていた。...
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